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廉「…ん、次A入ってきてええよ」
夜ご飯を食べて、廉の後に続いてお風呂に入る。
…お泊まりということは、やっぱり"そういうこと"をするんだろうか？とずっと考えてしまって。
さっき家に着替えを取りに行った時に持ってきた下着は、いつもよりも少し可愛げな物を選んでおいた。
…まぁ、念の為、だし。ないかもしれないし、そんなこと。
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お風呂から上がれば、廉は先にベッドに横になっていた。
…ほら、考えすぎだ、私。
なんて少し恥ずかしくなって、彼の部屋のソファで横になろうとしたら
廉「…A、こっち来て」
寝ていたと思っていた彼が、そう呟いた。
『…あれ、起きてたの？』
廉「…好きな女が泊まり来てんのに、先に寝れるわけないやろ、」
なんの恥ずかしげもなくそう言った彼に、優しく腕を引かれて、
ベッドに押し倒された。
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廉「…ほんまに、世界で1番愛しとる、」
まるで、私の心を見透かしているかのように、
空いた心の距離を埋めるように
何度も彼は唇を重ねてきた。
私も彼に応えたくて、必死についていく。
何度も耳元で囁かれる、彼からの愛してるという言葉はとてつもなく甘くて、蕩けてしまいそうだ。
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『…廉、好きだよ』
優太くんのことを、どうか忘れさせてほしい。
私は廉の彼女だから、彼に気持ちが揺れるなんてことは許されないから。
だから、廉のことだけを見ていられるように、魔法をかけてほしい。
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廉「…ん、かわええ、」
廉の指が私の服のボタンをゆっくり外していって
廉の指が私の下着に這って、下着も外された。
羞恥でもう主張している先端を指先で摘まれる。
『…んぅ、ふっ、』
それだけで気持ちくて、むず痒くて甘い声が漏れた。
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廉「…もっと声出してええよ、」
廉「…気持ちい？A」
廉「…ん、ほんまかわいい、」
『…あっ、んぅ、きもち、っ…』
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私にとっても、彼にとっても初めてだったこの行為は、とても優しくて、甘い時間だった。
何かを埋めるように、廉を求めて、
廉もまるで私に魔法をかけるように、私を求めてくれていた。
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最後に彼が膜越しに欲を放つ時、
廉「…Aはずっと、俺のもんやで、」
と私の耳元で囁いた言葉は、何故か行為が終わったあともずっと私の胸の何かに、引っかかっていた。
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ななせ(プロフ) - ななみさん» 嬉しいです！！これからもっと面白く出来るように頑張ります！ (2020年4月18日 20時) (
レス) id: e113544416 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - はじめまして。読みはじめてから、どんどん話に引き込まれて、ここまで一気に読ませて頂きました。先が気になります！更新楽しみにお待ちしております。 (2020年4月18日 20時) (レス) id: 6b92244ddf (このIDを非表示/違反報告)
ななせ(プロフ) - かほさん» 嬉しすぎます、、！これからもう少しだけ重くなる予感がするんですけどお楽しみにしていてください！笑 (2020年4月13日 22時) (レス) id: e113544416 (このIDを非表示/違反報告)
ななせ(プロフ) - ふーみんさん» 全話読んでくださってありがとうございます！これからもお楽しみに！(^ ^) (2020年4月13日 22時) (レス) id: e113544416 (このIDを非表示/違反報告)
かほ(プロフ) - 初めて読みましたが非常に面白いです！こういう重いの大好きです！(笑)これからも楽しみにしております〜〜 (2020年4月13日 17時) (レス) id: 43e673b672 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななせ | 作成日時：2020年2月8日 19時
