検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:17,218 hit

ページ18

試合は負けてしまったけど、僕の気分は上々。

帰り支度をして全員で挨拶をすれば、僕の目を見て手を振ってくれる。
その様子を見て大王様こと及川さんは不満な様子だったけど。


帰ってすぐにご飯を食べて、お風呂に入って勉強をする。

山口からの「突き指大丈夫!?」というメールが止まらないけど、面倒臭いしうるさいので無視。

二時間くらい勉強をしてひとまず休憩という時に、携帯が鳴る。




A「もっ、も、もしもしっ!!」


月島「声がデカい」


A「つきっしまくんですか!?」


月島「ソウデス」


まだ緊張しているのか、声は震えて凄くでかい。


月島「……凄く静かだね。」


A「ふぇ!ご、ごめんなさいっ!話すこともないのに電話なんかしてしまって…」









A「ちょ、っと…声が聞きたくて…」



恥ずかしそうに声のトーンを落としてそういう彼女は、きっと今耳まで真っ赤にして泣きそうになっているんだと思う。


月島「Aさん、彼氏とかいないの?」

A「い、居ないよ!1人も!」

月島「沢山いても困るけどね。好きなタイプは?」

A「え、と…月島くん、みたいな人…」

月島「…僕ばっかりだね。」






月島「Aさん、僕と付き合わない?」




Aさんは知らないと思うけど






初めてあったのに、あんなに喋る時点で


あんなに笑う時点で


電話番号を教えた時点で


僕は君に惚れたんだと思うよ。


真夏の暑さのせいなんかじゃない


一目惚れなんて絶対に信じない僕だけど





A「……えぇーー!?!?!?」



今だけは、浮かれさせてよね。









月島「うるさいよ、返事は?」

予行練習ー孤爪研磨 ※激甘→←*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
40人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 短編集 , 恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:七蛍 | 作成日時:2019年7月24日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。