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やっと部活が終わって、Aの子守りも終了。
やっぱ気が張るなー…。
澤村「なあ、スガ。」
菅原「んー?」
澤村「お前、Aのこと気になってるだろ?」
菅原「そりゃあ。あんだけそそっかしくて危なかったら気になんべ?」
澤村「あ、いや…
好きだろ?」
菅原「…ん、まあ…な。」
ついに大地にバレた、好きという感情。
確かに、気になると言うだけじゃあそこまで過保護にはならない。
かかとを踏もうが、髪が崩れていようが、俺はAが好き。
だからこそ、ついついなんでも言いたくなってしまう。
子供みたいだよなぁ、こんなやり方。
でも、気づけば目で追ってしまうし、目が離せなくなっている。
日向や影山たちと話してるのを見ると胸が痛くなる。
距離が近いのなんて当たり前になってるし。
でも、だからこそ、女の子なんだから簡単に手を出されて欲しくない。
なんて、彼氏でもないのに馬鹿みたいだよなぁ…。
澤村「Aから見たらスガは、兄さんみたいな感じなんだろうな。」
菅原「なにそれ、傷つく…。」
まあ仕方ないよな、あれだけ過保護になっちゃったら。
諦めるべきなのか…。
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作者名:七蛍 | 作成日時:2019年7月24日 23時