Existence proof -SMF-Part１０

５２２ やっと… ページ22

ーﾋｮﾇsideー


泣いてﾁｬﾝﾐﾅに抱きしめられてるA


どんな気持ちで見てるかわかんないけど


とても優しい表情をしてるｼﾞｮﾝﾋｮﾅ



ﾋﾁｮﾙ「…心配か？」


隣にいたﾋｮﾝが声をかける


「…そりゃ心配だよ」


ﾋﾁｮﾙ「…お前はAのこと好きにならないのか？」



「…好き…ね。



ならないよ、俺は



言ったでしょ？



もう人を好きになんてならないって」



そう言えば少し笑って



ﾋﾁｮﾙ「お前くらいじゃね？Aに落ちない男は」


なんて言ってくるけど


「そんだけ鉄壁なんだよ、俺は」



Aに好意を抱いた時なんてない。



ただ、自分が育てたようなもんだから



��誰よりも幸せになってほしい��



その思いがあるから離れられないんだと思う



今からA以外のマネージャーになれって言われても
きっと出来ない…それだけ依存してる



アイツだけが居心地がいいんだ



同じような過去を持ってて


笑えない俺を初めて笑わせてくれて…


どんなに酷いことを言っても

笑って気にせずそばにいるような馬鹿女だけど



「アイツが幸せになってくれるなら何でもするよ。


アイツは…Aは俺の希望だから」



そう言えばﾋｮﾝは


ﾋﾁｮﾙ「Aも同じこと言ってたぞ


ﾋｮﾇおっぱは私のクローンで、希望だ…ってな」



「…そっか」



挨拶をする前１列に並ぼうとすれば



ｼﾞｮﾝ「ねえ、ﾋｮﾝ」



ｼﾞｮﾝﾋｮﾅに声をかけられて



「ん？」



振り向く



ｼﾞｮﾝ「今年…プロポーズしてもいい？」



真剣な顔つきで




驚いたけど、嬉しかった。




ようやく二人は幸せになってくれるんだ




「当たり前じゃん」




そう思ったら涙が出そうだった




柄にもなく、こんな言葉で泣くなんて有り得ないけど



「お前ら、おせーよ…」




ｼﾞｮﾝﾋｮﾅを抱きしめて言った





「早く、幸せになれよ…」



「ﾋｮﾝ…っ」




今にも泣きそうなｼﾞｮﾝﾋｮﾅをそっと抱きしめれば




ﾃﾐﾝ「僕も抱きしめて！」




邪魔なのかなんなのか分かんないヤツが来て




ｼﾞｮﾝ「ﾃﾐﾅぁ…」


ﾃﾐﾝ「やっぱ止める」




きっと結婚してもこのまんまだ




想像できるよ




子供を抱えてるAを抱きしめるｼﾞｮﾝﾋｮﾅ


その周りにはFamがいて笑ってる





Aや






幸せになるのは今からみたいだ

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