520 行ってらっしゃい ページ20
後ろを向けば手で頭を掻いて
私を見ているチャンミナ
「チャンミナ…」
涙でボロボロの私を見て
チャンミン「少し話そう…?」
そっと手を伸ばしてくるチャンミナ
「うん…、」
その手を掴めば優しく微笑んでくれる
ペンに手を振りながら
チャンミン「もう10年以上だね、僕たち」
小さく話し出すチャンミナ
チャンミン「…僕の初めては全部Aだったんですよ。
人を好きになって、慰めて、抱きしめて、
ヨジャとごはんを食べたのも、一緒に登下校したのも
怪我を治療したり、奢ってあげたり…
キスしたり、馬鹿みたいに笑って
ずっとこうしてたいなぁって思ったり…
こうやって泣かせたりするのも全部…」
チャンミナが私を見て笑うから涙が止まらなくて
「行かないで…ッ…
そばにいて…よ…ッ」
どうしても声に出してしまう
チャンミン「…帰ってくるよ、Aの所に」
そう言って抱き寄せてくれるチャンミナ
「ッ…チャンミナいなきゃ…みんな駄目だよ…っ…」
チャンミン「A達は日本と韓国の仲を取り戻す。
もしどうすればいいか分からなくなったら…
僕たちの居場所を守ってるって、思ってください」
チャンミナ達の居場所?
チャンミン「もし帰ってきた時、居場所がないかもって
僕たちを忘れてしまっているかもって…
こう見えて僕もユノヒョンも不安なんですよ」
「…私じゃ、守れない…
私は、私じゃ…東方神起守れないよ…」
チャンミン「大丈夫…Aだから守れる。
僕たち2人が東方神起を守ってきたように
A、ヒョヌヒョンとなら守れます…
だから…僕たちのペンを頼んだよ」
____頼んだよ
「…私なんかでいいの?」
チャンミン「僕の親友…それが88line
キュヒョナもリョウギもいつか必ず行っちゃうから
Aとヒョンしかいないんだよ。
東方神起を…守ってくれますか?」
目を見つめる
私も声が出なくて経験した…
ペンを置いてくのはとても辛くて悲しいってこと
「…うん。私たちが守る…
だからちゃんと帰ってきて…?」
だから守ってあげる
チャンミナが私を、東方神起が私を
優しく守ってくれたように
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Starose(プロフ) - SHINee☆彡さん» うわあああ…ありがとうございます…!!更新します!これからもよろしくお願いします…! (2017年3月13日 15時) (レス) id: 049492154c (このIDを非表示/違反報告)
Starose(プロフ) - ちあきさん» ↑返信遅れてすいませんでした!!汗 (2017年3月13日 15時) (レス) id: 049492154c (このIDを非表示/違反報告)
Starose(プロフ) - ちあきさん» 本当ですか!?!? 嬉しいです…!!! はい!更新しますね!これからもよろしくお願いします〜!! (2017年3月13日 15時) (レス) id: 049492154c (このIDを非表示/違反報告)
SHINee☆彡 - この小説大好きです!!頑張ってください (2017年3月13日 14時) (レス) id: 15bf96588a (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - 初めまして!本当に、この小説が大好きです!読んでいて癒されます。更新頑張ってください!本当に大好きすぎて困ります笑笑 (2017年1月29日 21時) (レス) id: f0991ba4af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Starose | 作成日時:2017年1月12日 21時