マフィアと探偵 3

5話 ページ6

コナンの問いに戸惑いながら答えるツナ。すると山本が料理を持ってきて現れた。


山本「お、ボウズとねーちゃんじゃねーか！二人もパーティに招待されたのか？」


蘭「うん、園子の誘いで来ているの」


その後蘭は山本に園子を紹介して飲み物を探すべく一緒にドリンクバーへ行った。


ランボ「ツナ！おれっちも喉乾いたもんね！」


ツナ「わっ！分かったから山本について行けよ」


喉乾いたと暴れ出すランボにツナは慌ててランボを降ろす。降ろされたランボははしゃぎながら山本を追って行った。


コナン「ねえ、沢田さん。リンネさんは来るの？」


ランボが行ったのを見計らってコナンはツナに尋ねた。


ツナ「ううん、来てないよ。何か面倒な事が起きたってリボーンが言ってたけど……」


コナン「面倒な事？それってどんな？」


ツナ「それが俺にも分からなくて、リボーンに聞けばわかるんじゃないかな？」


コナンの問いに首を横に振ったツナ、リボーンに聞けば何かわかると思いコナンと一緒に探しまわると、


安室「おや？コナン君また会いましたね」


沖矢「温泉旅行ぶりですね沢田君」


ツナ「ど、どうも……」


二人の登場に頭を下げるツナ。嬉しそうに笑っているのに何だか空気がひんやりと冷たくとても重たい雰囲気を醸し出している二人にツナは汗を流す。


まるで雲雀と骸みたいな雰囲気である。そんなツナの様子にコナンは呆れた顔をするも一触即発の雰囲気から出ようとツナの手を引く。


再びリボーンを探すべく歩きまわると一つのテーブルの上にちょこんと座っていた。


リボーン「チャオっす★久しぶりだな」


ツナ達に気づいたリボーンはコナンに軽く挨拶をする。コナンも挨拶を交わしたところでツナが口を開けた。


ツナ「リボーン、実はコナン君がリンネの事で聴きたいことがあるんだけど……」


ツナの言葉にニヤリと笑ったリボーンは持っていたエスプレッソを置いて口を開けた。


リボーン「今回あいつは極秘任務だ。言える範囲は限られてるから話はそんなに大したことじゃねーぞ。……おめーらも聞きたいならこっちに来い」


リボーンの言葉に振り向いたツナとコナン、そこにいたのは先ほど会った安室と沖矢がいた。


安室「いやーすいません、探偵として気になったもので……」


沖矢「私も気になってついて来たんです」


どうやら後をつけていたようだ。そんな二人にツナは驚く中でリボーンは口を開けた。

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