16話 ページ16
おそらく容疑者であった谷口に殺せと脅したのだろう。
リンネ(今手元にあるのは二つのボックスとボンゴレリングだけ、……こうなったら素手でいくしかないな)
二丁の銃と紅姫はホテルに置いてきてしまい、手元にはないが心の中でため息をついたリンネは服の中から白いボックスを取り出した。
炎をボックスに注入し、中から出てきたルーナに指示を出す。
リンネ「ルーナ、ユニを守れ」
後ろを振り向かずに言えば、ルーナはユニの元へ走っていった。
ようやく安心して戦えるのでリンネはリリアンヌに視線を捉える。
風が吹く中、時が止まったかのように動かなくなった二人。
リリアンヌはあまりのプレッシャーに汗を流す。
そしてその汗が地面に落ちた瞬間、二人は瞬時に動き出した。
リンネは脚でクナイを払おうとあげた瞬間、リリアンヌに避けられ片腕を掴まれ、縛られてしまった。
リンネ「っ！！」
ユニ「リンネ様っ！！」
腕を縛られ身動きが取れなくなったリンネにユニが駆け寄ろうとするが、ルーナに制止される。
思わず前のめりになったリンネの背中にリリアンヌが乗り、掴まれた腕をさらに締め上げる。
リリ「フフフ……痛みで声も出せないのかしら？けどご安心を、……貴女の手脚を動かせなくしてその子を連れてイタリアに帰りますから」
しかし、リンネは黙ったまま。
リリ「さあ、選びなさい！降参してその子を渡すか、私にこの腕を使えなくなる状態にされるか。」
すると黙り込んだリンネが突然笑い出した。
リンネ「フフフフッ………アハハハハハ！！」
リリ「なっ、何がおかしいの！？」
リンネ「悪いが渡すわけにもいかん、それにお前のようなフランスパン頭が私を倒すことなんて無理ね」
リリ「っ！！……いいですわ！この腕をへし折ってやるっ！！！」
リンネの言葉に勘に触ったのか、リリアンヌは腕をへし折ろうとさらに力を込める。
すると、
シュビッ！！
リリ「なっ！？」
リンネが突然と姿を消した。リリアンヌは驚いて辺りを見回そうと後ろを振り向く、
そこにいたのは両手を交差させ着地しようとする。身体が小さくなったリンネの姿があった。
ユニ(あれは……、リンネ様のスキル、創造再生！！体内の組織、細胞、たんぱく質を刺激し、再生することで傷の治りを早くできる月の守護者にしかできないスキル！)
そう、創造再生を利用して子供の姿から大人になれる理由で見つけにくい理由の一つである。
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もっさん(プロフ) - ふと思いついたストーリーなので、思うがままに書いています。 (2017年10月19日 8時) (
レス) id: b8e548f9f4 (このIDを非表示/違反報告)
酒海 - あの、32話って、バイオハザードのエイダさんのストーリ−に似ているようですが、もしかしてバイオハザードのエイダさんのストーリーを参考にしましたか?違ったらすいません。 (2017年10月19日 1時) (レス) id: 01ea6a9f39 (このIDを非表示/違反報告)
ムンムン(プロフ) - 天上天下のネタらしきものが入っていて、ワクワクしました。応援してます。 (2017年9月18日 10時) (レス) id: 8507f2e4c0 (このIDを非表示/違反報告)
から - やばみ…夢主ちゃんの性格よき…しかもジンが夢主ちゃん好きってとこがやばいです！！！！続き楽しみにしてます！！！！頑張って下さい！！！！！！！！ (2017年6月12日 0時) (レス) id: 057c14ed72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もっさん | 作成日時：2017年5月20日 21時
