15話 ページ15
γ「！そうか…」
リンネの言葉に安心した二人、リンネは脚を組み直し、口を開けた。
リンネ「もし、こっちが危険だと判断したら、その時はユニを毛利探偵事務所に預ける」
γ「毛利探偵事務所？」
アリア「そこって確か…」
リンネ「ええ、リングの事件で捜査に協力した連中よ。マフィアのことは知ってるから事情を話せばわかってくれるわ」
とは言ってもどうせ脅しでやるつもりなのだろう。
警察に預かってもセキュリティはマフィアにとっては紙一重、簡単に突破されてしまう。
それにリンネは警察が嫌いなのであまり関わりたくない。
アリア「…わかったわ、後はお願いねリンネ」
昨日の会話を頭の中で思い出しながら歩くリンネ。
すると何か視線を感じたのかリンネはユニの腕を掴んで裏路地を入っていった。
ユニ「リンネ様？」
不思議に思いユニはリンネに話しかけようとした瞬間、リンネは突然ユニを姫抱きにしてものすごいスピードで壁を乗り越え屋上にたどり着いた。
すると、
スババッ！！
突然リンネの足元にクナイが降って来た。リンネはクナイを避けながらユニを安全なところに降ろし殺気がする方へ視線を向けた。
そこにいたのは金髪で大きな巻き毛に黒い革ジャン、白いミニスカートを履いた女がいた。歳はリンネと同じくらいだろう。
？「ウフフ…流石はボンゴレ月の守護者、僅かな殺気でも気づくなんて」
リンネ「ボンゴレ？違うね。私はあんな奴らの仲間になった覚えがない」
そう言ってお互い歩み寄りながら睨みつける。
？「じゃあ、その子を渡してもらえるかしら？」
女の問いにリンネは笑いながら口を開けた。
リンネ「断るっと言ったら？」
リンネの言葉に女は両手にクナイを三本ずつ構えて言った。
？「全力で倒しますわ」
すると、女の膝、足から様々な武器が出て来た。
？「セイバーファミリーのボスの秘書、リリアンヌ・グリフォード……参ります」
リンネ「！……なるほど、マフィアの中で一位を競っている暗殺の一族、グリフォード家の連中か」
リリ「あら、ご存知で？」
リンネ「とぼけんなよ、デパートの殺人事件の時、犯人にユニを人質にとれと言ったのは貴女でしょ？
犯人が持っていたあのナイフ……貴女の家の紋様があったからね」
そう言えば人質に取られたとき、ナイフの持ち手に家の紋様があったことを思い出したユニ。
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もっさん(プロフ) - ふと思いついたストーリーなので、思うがままに書いています。 (2017年10月19日 8時) (
レス) id: b8e548f9f4 (このIDを非表示/違反報告)
酒海 - あの、32話って、バイオハザードのエイダさんのストーリ−に似ているようですが、もしかしてバイオハザードのエイダさんのストーリーを参考にしましたか?違ったらすいません。 (2017年10月19日 1時) (レス) id: 01ea6a9f39 (このIDを非表示/違反報告)
ムンムン(プロフ) - 天上天下のネタらしきものが入っていて、ワクワクしました。応援してます。 (2017年9月18日 10時) (レス) id: 8507f2e4c0 (このIDを非表示/違反報告)
から - やばみ…夢主ちゃんの性格よき…しかもジンが夢主ちゃん好きってとこがやばいです！！！！続き楽しみにしてます！！！！頑張って下さい！！！！！！！！ (2017年6月12日 0時) (レス) id: 057c14ed72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もっさん | 作成日時：2017年5月20日 21時
