マフィアと探偵

6話 ページ9

山本の天然ボケに疲れた三人は



やっと米花町についた。


そして目的地である毛利探偵事務所に着いたのだった。



コンコン。


？「はい？」


階段を上がりすぐのところにある扉をノックする。中から若い女性の声が聞こえていた。


白鳥「失礼します」


ガチャ



目暮「おお〜白鳥君に中森君…君が沢田綱吉君だね。…それと君は？」


白鳥「彼は山本武君です、沢田君の友人です」



ツナ「さっさささっ沢田綱吉です。よろしくお願いします」


山本「おいおい、ツナしっかりしろって、此処には警察と探偵、ねーちゃんにボウズもいるんだから心配するな」


ツナ「そっそうだね…」



山本の言葉に肩の力が抜けたツナ……


実は山本がツナのところにいる理由が二つあった。


一つは、ツナにリラックスさせるため


二つは、リンネに「ボンゴレを守れ」と頼まれたからだ。


本来ならば、リンネが護衛につくはずだったが調べることがあると言って山本に託したのだった。


獄寺は周りの人に警戒するどころか、肩の力を抜くことができない


笹川は何度説明しても理解できない


ランボは論外


クロームは口下手で人前に出ることがニガテ


雲雀は…言うまでもなく人を噛み殺してしまうため、却下。


そしてリンネの代わりに山本が選ばれたのである。

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