14話 ページ17
快斗「大丈夫だって、じぃちゃん……俺は大胆不敵の怪盗キッドだぜ♪」
じぃ「快斗坊っちゃま………」
いくら大胆不敵の怪盗キッドでも、じぃは心配でならなかった。
なんせ相手は“マフィア”で“ボンゴレリング”の事を調べようとしても、何の手掛かりは掴めていない。
掴んでいるのは、所持者が“沢田綱吉…中学２年生”だけだった。
いくら、沢山の修羅場を乗り越えてきた快斗坊っちゃま(カレ)でさえ無事に帰って来るのか不安で消えないでいたのだ。
快斗は雲雀の部下、風紀副委員長の草壁に変装し、部屋を出た。
ツナたちがいる部屋に盗聴器を仕掛けていたので取り敢えずツナたちの会話を聞き取ろうとイヤホンに耳を傾けた。
しかし、盗聴器から一向に話が聞こえない。むしろ物音一つもしないのだ。
不思議に思った快斗はツナたちがいるであろう部屋へと向かった。
快斗が一つの扉を過ぎようとした途端、突然扉が開き快斗の腕を引っ張った。
「っ！？」
そのまま引っ張られ部屋に閉じ込められ、さらに拘束されてしまった。
カチャリ
快斗の頭に冷たい鉄のようなものが当たった。よく見ると、それは銀色の銃だった。
？「貴方が探しているのはこれかしら？」
女の声が聞こえた。部屋が暗く顔が見えない。
快斗「だっ…誰だお前は！！」
快斗は女がいる方へ振り返る。そこにいたのは銃を突きつけ盗聴器を持った……リンネであった。
リンネは片手で快斗の変装マスクを取った。
リンネ「あなたがここにいることは知っていたけど……まさか変装してくるなんてねぇ。」
快斗は驚く。何せ自分の変装を見破った人間はあまりいなかったからだ。
リンネ「貴方が仕掛けた盗聴器はボンゴレが来る前に回収したから、貴方が彼等のところに行くことは想定済みだったからね」
リンネは笑みをこぼしながら片手で盗聴器を壊す。その様子を見て快斗は冷や汗を流す。
快斗「お前、一体何もんだ！！」
快斗は大声でリンネに問いかける。拘束されているため、身動きが取れない。
リンネ「……ボンゴレっと言ったらわかるかしら？」
その言葉に快斗は驚く。よく見るとリンネの右手の人差し指に月のリングがあった。
快斗「おいおい…嘘だろ、月の守護者がいるなんて聞いてねぇぞ……」
快斗は自分が手に入れている情報を頭の中で思い返す。
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al8056(プロフ) - レビィではなくレヴィですよ！ (2019年12月22日 5時) (
レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
もっさん(プロフ) - ルナさん» ご指摘ありがとうございます！たった今直しました！ (2018年4月21日 7時) (レス) id: b8e548f9f4 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 並盛のとこ、未だに“並森”になってます。あと、匣を開ける時は“開口”ではなく“開匣”です。 (2018年4月21日 0時) (レス) id: 9b1390adf3 (このIDを非表示/違反報告)
もっさん(プロフ) - たった今直しました！ありがとうございます！！！ (2018年3月8日 18時) (レス) id: b8e548f9f4 (このIDを非表示/違反報告)
プリン - はじめまして！8話の並盛が並森になっていますよ！！！！ (2018年3月8日 17時) (レス) id: c6512129c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もっさん | 作成日時：2017年5月4日 17時
