マフィアと探偵 番外編 ２

5話 ページ6

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ドオォォォン！！！






ツナ「うわぁっ！！？」






座っていたベンチが粉々に砕かれその衝撃で吹き飛ばされてしまったツナ。






ツナ「イテテテ……！？フゥ太！！」






頭を強く打ちなんとか起き上がり顔を上げると男がフゥ太に襲いかかろうとしていた。







フゥ太「ツナ兄！！」






ランボとイーピンを抱き締めてツナに助けを呼ぶフゥ太にツナは慌てて死ぬ気団を飲み込んだ。








しかし、死ぬ気モードになったツナでも男を止めるのにも間に合わない。すると、






沖矢「子供に暴力はいけませんよ？」


超ツナ「沖矢さん！！」






男の拳を片手で止め笑顔のまま注意する沖矢の登場にツナはすぐさま男に近づき殴り掛かった。






沖矢「綱吉くん！！」


超ツナ「沖矢さん、フゥ太達を連れて逃げろ！！此処はオレが時間を稼ぐ！！」






沖矢は加勢に入ろうと駆け寄るがツナに制止され、フゥ太達を抱き上げて安全な場所へ逃げて行った。







？「………やる気になったみたいだな」


超ツナ「その前に聞きたい事がある」






ツナの言葉に首を傾げた男はヘラリと笑って口を開けた。






？「何でリンネを知ってるかって聞きたいんだろ？そんなもんお前が聞く訳がねぇだろ」



超ツナ「……！？(オレが言おうとした事を読んだのか！？それに、この迫力……)」






あまりの威圧感に思わず後ずさりしたツナだが、目を逸らさんと相手を睨みつける。







？「睨み付けたって無駄だぜ？何故なら………









今此処で死ぬのだからよっ！！！」

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