マフィアと探偵 番外編 ２

46話 ページ47

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ツナ「ありがとうございました！！」


ディ「………」





ディートリヒに頭を下げるツナの姿にリンネとディートリヒは静かに見つめる。





ディ「………聞け、沢田綱吉」


ツナ「……え？」


ディ「我々ドルキマスファミリーはウロボロスの件によりボンゴレファミリーと同盟を結ぶ事になった」


獄寺「何ぃ！？」





ディートリヒの言葉に驚愕するツナ達、事情を知っているリンネは肩を竦めた。





リンネ「それだけ貴方の力を認めたって事よボンゴレ。それに、同盟の事は九代目も了承している」


ツナ「九代目が！？」


ディ「元々俺達と協力する代わりに同盟を結ぶという約束をしてな。俺達はそれを果たしたまで」


リンネ「………他のマフィアは猛反対だったけど、抗争が起きた時に役立つよと言ったらすんなり受け入れてた」


コナン「…………それでいいのかマフィア；」






そして少し雑談を混じえ会話を終えると、





ローヴィ「………ボス、そろそろ時間が」


ディ「……あぁ、……また会おう沢田綱吉」


ツナ「はい！ありがとうございました！！」







その言葉を最後にドルキマスファミリーは並盛から旅立った。





灰原「………やっと行ったわね」


コナン「あぁ、やっぱリンネさんが居ないと落ち着かねえけどな」


灰原「そうね、あの様子だと組織の為に私たちと協力する気だってリボーンが言ってたわよ」


コナン「ホントか！？」


灰原「えぇ、いつまでも放っておくと眼鏡の餓鬼が五月蝿いからって」


コナン「…………俺が理由なんだな；」





灰原の言葉に呆れた表現をしたコナン、その視線の先には無表情ながらも楽しそうにツナを見ているリンネの姿があったのであった。

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