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1話 ページ2

ここは、イタリアボンゴレの本部







とある地下室の部屋でリンネとディーノがいた。






ディーノ「………なぁリンネ、アレは…?」


リンネ「ウルメラ・マリーテアの母親、アリシア・マリーテアの棺よ」







そう言って目の前にある棺を見つめたまま答えるリンネにディーノはそうか、と呟いた。







リンネ「私が見た時はとても無惨な姿だった……臓器も幾つか縫った後が残ってた」


ディーノ「それにあの臓器は罪の無い子供達の……」


リンネ「人間が生き返る事なんて到底不可能、それを覆そうと関係の無い人達を巻き込んでやるヤツらは愚か者よ……」







そう言って棺に近づき右手で触ると独り言のように呟いた。







リンネ「どうか安らかに眠れ、アリシア・マリーテア。
貴女が無事に生まれ変わることを祈る……」







そう言い残すと、棺が黒い炎に包まれた。






燃え盛る炎に目を離さず一歩一歩離れたリンネにディーノは心配するような表情で見つめたのであった。









やがて棺は灰となり跡形も無く消えたのを見届けたリンネとディーノは地下室を出た。








廊下を歩き続け、庭に入るとリンネがふと立ち止まった。






ディーノ「リンネ?どうしたんだ?」






突然立ち止まったリンネに首を傾げたディーノ。






リンネはゆっくりと顔を上げ青空を見つめて口を開けた。






リンネ「……なぁディーノ、私はまだ人間が嫌いだ。マフィアとして産まれて散々地獄を味わってきた……」






ディーノ「………リンネ」



リンネ「けど、…………彼奴ら……ボンゴレの事は………嫌いでは無い」



ディーノ「!……そうか」



リンネ「ボンゴレは眩し過ぎる………日の光を浴びるように………そんな彼を影にいる私の所へ踏み込んではいけない」








それは、リンネの本心だと悟ったディーノはバンッと背中を叩いた。







リンネ「った!?ちょ、何するのよ!!」


ディーノ「ハハッ、悪りぃ!お前の言葉聞けて安心したわ!!」






そんなディーノをリンネは睨み付けると、突然ディーノがニヤニヤして顔を向けた。





リンネ「……今度は何?」


ディーノ「お前、さっきから昔の口調に戻ってるぞ?」






ディーノの言葉にキレたのかリンネは一発ディーノの尻に蹴りを入れたのであった。

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もっさん(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます!本編ではRUMが関与していた事件と純黒の悪夢を書いていこうと考えています!そろそろ新しい作品を作ろうかと考えていますが、マフィアと探偵を完全に終わらせてから描く予定です! (2018年4月2日 13時) (レス) id: b8e548f9f4 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - もっさんさん» やっぱりですか!w私もやってるのでそうかなとは思いました!続き楽しみにしてます! (2018年4月2日 13時) (レス) id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く良かった作品で続きが楽しみですもし今後他の作品を作る予定があったらリボーンのツナ♀逆行か雲雀の姉か妹か娘がヒロアカかワールドトリガーかアニメKとコラボかトリップか転生した作品が読んで見たいです説明が下手ならすみませんこれからも更新頑張ってください (2018年3月31日 15時) (レス) id: 673ec4ec31 (このIDを非表示/違反報告)
もっさん(プロフ) - ありがとうございます!実は黒猫のウィズをやってまして空戦のドルキマスのキャラが一番のお気に入りだったので入れてみました笑それについては後程詳しく説明しますね! (2018年3月29日 14時) (レス) id: b8e548f9f4 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 番外編と本編両方読ませていただいてます!ドルギマスファミリーのディートリヒって黒猫ヴィスのですよね?(笑)読んでて、あれ?(笑)って思いました! (2018年3月29日 14時) (レス) id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もっさん | 作成日時:2018年2月21日 11時

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