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70話 ページ30
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《腰が引けたスイングだぁ！！》
業「渚君！！」
ワンバウンドしたボールをカルマがキャッチし渚に投げる
「三塁ランナーアウト！！」
磯貝「渚そのボール三塁へ！！」
磯貝の指示で渚は木村に投げる……ランナーが焦って走り出すがもう遅い
杉野「木村次は一塁へ！！進藤走ってないから焦んなくていいぞ！！」
山本「……決まったな」
リンネ「ええ、そうね」
審判「
《ゲ……ゲームセット……！！なんとなんと……Ｅ組が野球部に勝ってしまった！！》
野球部に勝利し、喜ぶＥ組に私と山本は進藤君の元へ行く杉野を見ていた
山本「なかなか良いプレーだったのな！」
リンネ「ええ、理事長が来た時は想定外だったからどうなるかと思ったけど……」
私はチラリと去って行く理事長の背中を見た
山本「よし！オレあの二人のとこ行ってくる！！」
リンネ「ええ、野球バカ同士好きにしなさい」
笑顔で駆け出す山本に呆れてもう一度理事長を見ると彼の視線と合ってしまった
……浅野學峯、合理主義の彼が何故こんな事するのか
恐らく過去に何かあってるわね、じゃなきゃこんな事例えあのタコでも……同じ合理主義のお爺様でも
こんな事は絶対無い
これは少し調べてみる価値がありそうね……
私は視線を逸らすと未だに話し合ってる野球バカ三人の元へ歩き出した
リンネ「あの二人の対決も……まだまだ先になりそうね」
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作者名：もっさん | 作成日時：2020年9月14日 9時
