65話 ページ25
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《それでは最後に……Ｅ組対野球部選抜の
球技大会当日、他クラスのトーナメントが終わりＥ組の試合が始まろうとしていた
マウンドに整列する彼等を見守っていると隣に来た人物に声をかけた
リンネ「やっぱり来たのね、山本」
山本「いやぁ……あれだけ教えてたら気になって」
リンネ「貴方しか適任者がいないからね、正直貴方が野球やってて良かったって思ったわ」
山本「なんか照れるな……そういやぁ殺監督はどこに行ったんだ？」
キョロキョロと探し出す彼に肩を叩いて視線で促すと奥に幾つかの野球ボールに紛れ込んでいた
烏間に目立つなと言われ遠近法で上手く紛れていた……顔色でサインを出すらしい
山本「お、始まったぜ」
《Ｅ組の攻撃、一番サード木村君》
さて、噂の進藤君の腕前……見せてもらおうかしら
《これはすごいピッチャー進藤君さすがの剛球！！Ｅ組木村棒立ち！バットくらい振らないとカッコ悪いぞ〜〜！！》
山本「140�匳个討襪福�
リンネ「プロ並みの速さね……ガタイも良いから名門校にスカウトが来てもおかしく無いわね」
山本「でもアイツは杉野以外雑魚だと思って警戒していない……そこが有利だな」
甲子園でも良くテレビで観てたから野球に関する観察力が優れちゃってるわね……
さて、殺監督がサインを出した……来る！
《あーっとバントだ！！良い所に転がしたぞ！！内野誰が捕るかで一瞬迷った！！》
Ｅ組一俊足の木村……彼なら意表を突けば楽々にセーフできる
そして二番キャッチャーの渚も三塁線にバントを打ちノーアウトで一ニ塁となった
余りの驚きにザワザワと騒がしくなった野球部と観客に山本は口を開けた
山本「そりゃ驚くだろうな、何せアイツ等は……
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作者名：もっさん | 作成日時：2020年9月14日 9時
