マフィアと暗殺者２ (ページ23)

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63話ページ23

～リンネside～

リンネ「……成る程ねぇ過去の私が」

前原「マジックみたいに入れ替わるからビックリしたんだよ」

過去の時代に飛ばされ何故か雲雀と骸に追いかけられ適当にあしらってたら元に戻り

私を見た瞬間安心して駆け寄る生徒達にボンゴレが過去の私の事を話してくれた

ツナ「とどめを刺そうとした時ナイフを離したからもしかして分かったのかなって止めなかったんだ」

リンネ「まあ流石に五分間というタイムリミットを考慮して暗殺したんだから私でもそうするわ」

殺「あ、あの……リンネ先生？このワイヤー何とかできますが？先生ワイヤーと死ぬ気の炎で動けないんですけど」

リンネ「あら、ちょうどいいじゃない。過去の私が動けなくして生徒達に殺りやすくしたんだから……ほれ、殺っていきな」

業「いいのリンネ先生？じゃあお構いなく」

殺「にゅやァァァァァッ止めてーーーっ！？」

私の促しに生徒達がナイフを持って襲い掛かる姿を見てると

？「見事な暗殺だったなリンネ」

ツナ「ヒッ……！？」

リンネ「それは過去の私に言ってくれる？アルコバーノ」

顔を真っ青にして驚くボンゴレの襟を掴み振り向くと十年前より成長したアルコバーノがいた

リボーン「まさか此処にいたとはな」

ツナ「リ、リボーン！！こ、これはえっと……」

リボーン「言い訳は聞かねえゾ……やっぱオメェに発信器持たせて正解だったな」

ツナ「発信器！？」

リンネ「帰ったら私の分まで思いっきりシバいてちょうだい」

私の言葉にニヤリと笑った彼は抵抗するボンゴレを引こずりながら校舎を出て行った

その後、暗殺に失敗したのかワイヤーから抜け出し機嫌良く笑うタコを横目に

ワイヤーを回収してくれた生徒達に謝れたが、過去の私に先に使われた事に少しガッカリしたのは言うまでもない