54話 ページ14
.
殺「リンネ先生……その腕！？」
シロ「ボンゴレファミリーの事は政府から聞いてるよ、３月までに殺せんせーを生かして暗殺するなど……そんなの時間の無駄だ」
イトナ君を抱える無傷の左腕に力が入っているのが分かる……耐えているんだ僕等の為に
シロ「さあ、返しなさい」
リンネ「……………警告したぞ」
殺「リンネ先生！？」
イトナ君をシロに渡したリンネ先生に僕等は驚いたが多分先生も納得して無いのだろう……
イトナ君を抱え直して出て行くシロに殺せんせーが止めた
殺「待ちなさい！担任としてその生徒は放っておけません一度
それにシロさん、貴方にも聞きたい事が山ほどある」
シロ「いやだね帰るよ、力ずくで止めてみるかい？」
シロの挑発に怒った殺せんせーは触手をシロの肩に触れた瞬間……弾けた！？
シロ「対先生繊維……君は私に触手一本触れられない。心配せずともまたすぐに復学させるよ殺せんせー、３月まで時間は無いからね
責任もって私が……家庭教師を務めた上でね」
そう言ってイトナ君が破壊した壁の穴から出て行ったシロに緊張が解けると後ろから大きな音がして振り返った
倉橋「リンネ先生……血が出てるよ！！」
殺「にゅやッ！？烏間先生保健室から救急箱を！！」
烏間「分かった……！！」
床に座り込むリンネ先生を前原君と磯貝君が慎重に持ち上げ椅子に座らせた
中村「うわっ何この痣……！？」
リンネ「これはひびいってるわ……触手一本止めて殴っただけで……甘く見てたわ」
右から襲い掛かった触手をリンネ先生の右腕でガードしただけで……こんなに
そして救急箱を持ってきた烏間先生は慣れた手つきで応急処置をすると
リンネ先生は動けなくなった右腕を大きな布で吊るすようにした
烏間「早く医者に診てもらえ、この腕だと当分体育の授業は手伝えないな」
リンネ「そうね、それに……あの二人を調べなきゃいけない」
いつの間にかリンネ先生は情報屋としての顔に戻っていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 23人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もっさん | 作成日時：2020年9月14日 9時
