51話 ページ11
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シロ「しかし怖い顔するねぇ何か……嫌な事でも思い出したかい？」
殺「……どうやら、貴方にも話を聞かなきゃいけないようだ」
シロ「聞けないよ死ぬからね」
今度は何？シロの袖から……光が……！！
それに、その光でタコの動きが……
シロ「この圧力光線と至近距離で照射すると君の細胞はダイラタント挙動を起こし、一瞬全身が硬直する。全部知ってるんだよ……君の弱点は全部ね」
イトナ「死ね兄さん」
容赦なく襲ってくるイトナの触手に動体視力が人の数十倍ある私は何とか見えるけど……
触手相手じゃあのタコも対応するのは難しい……まるで完璧に計算された暗殺
イトナの触手がタコの背中を突き刺した……いや、違う……上ね
シロ「脱皮か……そういえばそんな手があったっけか……でもね殺せんせー、その脱皮にも弱点があるのを知っているよ
その脱皮は見た目よりもエネルギーを消耗する……よって直後は自慢のスピードも低下するのさ、常人から見ればメチャ速い事に変わりはないが
触手同士の戦いでは影響はデカいよ、加えてイトナの最初の奇襲で腕を失い再生したね……
成る程、二重に落とした身体的パフォーマンス……
彼の計算ではこの時点ではほぼ互角
触手の扱いは精神状態に大きく左右される……
まるでコイツを
シロ「予想外の触手によるダメージでの動揺……気持ちを立て直すヒマも無い狭いリング……
今現在どちらが優勢か生徒諸君にも一目瞭然だろうねー更には献身的な保護者のサポート」
またあの光……！！
動けなくなったタコにまたイトナが襲いかかる
どうする……このままだとあのタコは間違いなく死ぬ
今の私には手出しが出来ない
あの子達から悔しい、自分達でやりたかったという思いが……
そんな時、ボンゴレ……貴方ならどうするのかしら
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作者名：もっさん | 作成日時：2020年9月14日 9時
