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13話 ページ13

〜NO side〜







ソファーとテーブルしか置かれていない暗闇の部屋の中、一本の蝋燭が揺れ動く。





すると、闇に溶け込むようにカツン……カツン……とヒールの足音を鳴らしたリンネが現れた。






?「………よく此処がわかったね」


リンネ「貴方のお気に入りに教えてくれたのよ………このアジトは潰れてしまう前に少しお喋りしましょうか?」


?「いいだろう……そこに座るといい」






ある人物に促されリンネはソファーへ腰を下ろした。






?「………それで、こんな所まで来ていったい何の話をするのかね?」


リンネ「この組織の真実について」


?「………!!」






リンネの言葉に反応を示した人物、その様子にリンネは目を細め口を開けた。







リンネ「この組織の目的はAPTX4869の製造、その為には莫大な費用が必要になる。貴方は身寄りのない子供や傭兵を雇い部下として組織を作った……全てはあの薬ため、そして貴方は当時薬の製造をシェリーの母親である宮野エレーナに託した」


?「………ほう、それで?」


リンネ「けど、彼女は薄々気づいたでしょうね。自分が作っている薬がとんでもない物だという事を……貴方は組織の存在を世間に明るみになる事を恐れ、部下に抹殺命令を下した」







リンネはゆっくりと目を閉じる。







リンネ「何故なら……貴方が半世紀前から生きているから………違うかしら?烏丸連耶さん?」


烏丸連耶「………お見事だ」







悪魔がゆっくりと微笑んだ。

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もっさん(プロフ) - 悠羽さん» ありがとうございます!銀魂の日記のネタを参考にしました!! (2019年3月30日 23時) (レス) id: 1335989aaa (このIDを非表示/違反報告)
悠羽(プロフ) - いつも楽しく読んでいます! 日記の下りはまさか銀魂!?めっちゃ面白いですっ! (2019年3月30日 23時) (レス) id: dc20c95a90 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もっさん | 作成日時:2019年3月10日 14時

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