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11話 ページ11

誰よりも遅く到着したリンネにスクアーロは剣を振り回す。




スク「予定より3分遅刻だ!!今まで何してたぁ!!」





リンネ「寄り道なんてしてないわよ、ちょっとトラブルがあって遠回りしなきゃならなかったからね。
(……言える訳がない、ジン達と手を組んで敵を始末しました。なんて……)」





スクアーロの問いにリンネはジン達の事を伏せて事実を述べたが、本当の事を言ってしまえば、三枚におろされるので黙るしかない。






そんな大暴れする寸前のスクアーロにルッスーリアが宥めた後、リンネは一息入れて口を開けた。





リンネ「説教なら後で聞くから、取り敢えず此処から脱出するよ。いい情報が手に入ったからね」





マーモン「!!……それは組織の情報かい?」





リンネ「えぇ、今此処で話したいけど時間がないわ。ここを出ましょう」





リンネの言葉に頷いたスクアーロ達はホール内を後にした。







________




外へ向かうべく船内を走るリンネ達、





リンネの隣で走っているベルがリンネに問いかけた。





ベル「なぁ姫、いい情報ってどんなヤツ?」




リンネ「……17年前の羽田浩二の事件よ」





ルッス「それって死因が分からず迷宮入りした事件じゃない?何でそんな事件をあのマフィアが持ってたの?」






ルッスーリアの疑問に目を細めたリンネ、彼女の雰囲気を感じとったスクアーロ達は真剣な表情になる。






リンネ「……その事件、RUMが絡んでいる」



全員「「「!!?」」」




レビィ「…RUM!?まさかあの組織のNo.2と言われている人物か!?」




マーモン「あのアレクでさえ、手に入らなかったRUMの情報を……?」






リンネ「えぇ、この任務が終わったら師匠(せんせい)と一緒に調べてみるわ」






そう言ったと同時に十字路になっている廊下が見え、そのまま突っ走ろうとしたがリンネは急に立ち止まった。






マーモン「ふぎゅ!!?ちょっと、急に立ち止まるなんて何してんだい、リンネ!」





急に立ち止まった事によりリンネの背中にぶつかったマーモンはリンネの肩に乗って怒り出した。





ルッス「ちょっと、どうしたの?早くしないと時間が…」





リンネ「静かにして、……何か来る」





全員「「「!!!」」」

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mysteryactor - CとDでお願いします! (2018年1月22日 17時) (レス) id: 613698e085 (このIDを非表示/違反報告)
千影 - BとCでお願いします! (2018年1月18日 22時) (レス) id: 6a10e66d36 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ちか(プロフ) - すみませんCとEで! (2018年1月17日 21時) (レス) id: 66e4d7a348 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - Cのリボーン×暗殺教室で! (2018年1月15日 0時) (レス) id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - コメント失礼します。B、C、Eを書いてほしいです!欲張りですみませんm(> <*)mこれからも更新頑張ってください! (2018年1月14日 22時) (レス) id: f2cf5d02cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もっさん | 作成日時:2017年8月27日 14時

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