2話 +○*.出会い.*○+ ページ2
―
日曜日。
女バスのななせと、吹部のあたしの練習が丁度休みだったから、2人で遊びに行った。
「これからどーする?」
ななせはコーヒーを飲みながら問う。
ちなみにななせは高3。あたしは高1で・・・先輩後輩なんだよね。
でもずっと前から友達ってのもあって、普通にタメで喋ってるんだー
だからななせはあたしよりちょっと大人っていうことであって、アイスココアを飲んでるあたしが子供って訳じゃないんだからね!
「えー。もう帰る!早くしないと、バスの時間夜になるし」
「あぁ、そうだったねー、Aの家は門限7時だっけ?厳しいね〜」
「うん・・・だるい。あ、今日ななせんち泊まろっかな」
「今日はむりぃー。お父さんいるもん」
「あー・・・ななせんちはお父さん厳しいんだったね」
あたし達は他愛もない会話をしながらバス停まで歩いた。
バス停につくと、2人でベンチに腰掛ける。
「てかさー。部活きつー」
「あぁー・・・でもうちらもうすぐ卒業だし。関係ねーわ」
そんな話をしていると、向こうから人がやってきた。
バス停に用があるっぽい。
「人きたしー。座られたらあたし立つから」
「わかるー!知らない人の隣っていやだよねーっ・・・て」
ななせが途中で言葉を切った。そして、向こうからやってくる人をじっと見つめる。
「ん?あれって・・・?」
「どうしたの?」
あたしが不思議に思って尋ねると、ななせは応えずにずっとその人を見つめた。
その人が近づいてくる。するとななせは、あっと声をあげた。
「あれ?ななちゃん?」
「あーっ!やっぱり(人3)じゃない!」
親しげに話しかけてきたその人を、あたしは下から見上げて、首を傾げた。
「ななせ、知り合い?」
「うん。中学校のときの友達ぃー」
「ななちゃん、久しぶりだねー!そっちの子は、はじめまして」
「は、・・・はじめまして」
にこっとその人は笑った。優しそうでふわふわした雰囲気だけど、顔はダテメとかしててチャラそうなかんじ。
チャラそうな人苦手なんだよねー・・・怖いし
.
.
これが、あたしとキミの最初の出会いだった。
.
3話 +○*.紹介.*○+→←1話 +○*.恋なんて*.○+
ラッキーアイテム
革ベルト
「オリジナル」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
友希(プロフ) - (´・ω・`)ひなきさん» エスパーですか?そうです。私はあのエスp…嘘です… (2012年6月26日 23時) (レス) id: 3e081a143b (このIDを非表示/違反報告)
(´・ω・`)ひなき(プロフ) - 友希さん» ありがとうございます(^-^)ドラム出来る人かっこいいですよね! (2012年6月25日 7時) (レス) id: 5a67c69d9a (このIDを非表示/違反報告)
(´・ω・`)ひなき(プロフ) - ユッキー☆さん» そうゆーことかぁ!ビックリした、エスパーかと思いました笑 (2012年6月25日 7時) (レス) id: 5a67c69d9a (このIDを非表示/違反報告)
友希(プロフ) - アルトサックスですか?カッコいいですよね。私はドラムが出来る女子ってカッコいいなと思いまして… (2012年6月25日 0時) (レス) id: 3e081a143b (このIDを非表示/違反報告)
ユッキー☆ - えっと、元ヤンの番外編に書いてありましたよ… (2012年6月25日 0時) (レス) id: 3e081a143b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:(´・ω・`)ノひなき | 作者ホームページ:http
作成日時:2012年6月13日 22時