11 ページ11
「ああ、ボウヤは俺の恩人だよ」
「恩人？」
「全て上手くいったのはボウヤのおかげだからな」
そう話しながらシュウは、母さんと同じ色の私の髪を耳にかけた。
「赤井さん…本当に妹さん…？
(どう見てもカップルにしか…)」
「ああ、そうだよ。なぁA」
「うん…ねぇ、コナン君も知ってるなら…とって？」
そう言ったらシュウは、沖矢昴の変装をとって素顔に戻った。今日も今日とて世界一かっこいい。
それから、私も同じように…首周りをチェックした。
「…何してるの2人とも…」
「「コナン君/ボウヤは知らなくていいの/んだ」」
「…えっと、ところでお姉さんて苗字は"雪川"…であってるよね？」
「ええ、そうよ」
「それは一体…」
「剣道をしていて、本気でやりたかったから剣道一家の雪川家に養子入りしたのよ」
「赤井や世良の姓を公にしたくもないしな」
「(てことは…赤井さん、太閤名人、世良、そして雪川さん…この4人が兄弟ってことだよな
…てか、目的が何であれ安室さんに言い寄られてたなんてこの様子じゃ言わない方が良さそうだな)」
「ボウヤとはどうして知り合いなんだ？」
「この前の大会で知り合ったのよ
事件が起きたって言ったでしょう？それに、平次…大阪府警本部長の息子さんとコナン君が知り合いだったから」
「ホー…なるほどな」
「シュウ、どうしてさっき電話に出てくれなかったの？」
「充電していて寝室に置き忘れてしまっていたんだよ。すまなかった」
「珍しいのね」
それから、シュウが作った夜ご飯を3人で食べて解散した。もちろんシュウが車で自宅まで送ってくれた。
「お休み、A」
「うん…お休み」
「大丈夫、明日の朝学校まで送ってやる
迎えに来るから寝坊するなよ」
「なら泊まって…」
「あまりあの家を留守にできないからな…また来るよ」
何故かシュウは、FBIの仕事で日本に滞在している時も、沖矢昴として生活することになっても私のマンションに住むことは無かった。たまに泊まりには来るけど…
…あ、コナン君に安室さんから告白されたこと口止めするの忘れたけど大丈夫かな…？
多分バレたら安室さん殺される。
ただの喫茶店員なら一瞬で…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 681人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふー(プロフ) - 皇さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！！ (2022年2月3日 21時) (
レス) id: 91236cccab (このIDを非表示/違反報告)
皇(プロフ) - 初めまして！作品拝見させていただきました！とっても面白くて尊くて凄く続きが気になります…！ご無理だけはしないよう更新頑張ってください！たのしみにしています♡ (2022年2月3日 8時) (レス) @page29 id: 5e661ff29a (このIDを非表示/違反報告)
ふー(プロフ) - はくさん» ありがとうございます！ (2022年1月28日 23時) (レス) id: 91236cccab (このIDを非表示/違反報告)
ふー(プロフ) - 架印�靴気�» ご指摘ありがとうございます🙇♀️🙇♀️すぐ修正します！また変なところありましたらよろしくお願いします。 (2022年1月28日 23時) (レス) id: 91236cccab (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 行先の喫茶店じゃなく、行きつけの喫茶店では？ (2022年1月28日 21時) (レス) @page23 id: 74119bec9c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ふー | 作成日時：2022年1月17日 20時
