【名探偵コナン】証拠隠滅と捏造ならお任せあれ3

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「なぁ、哀ちゃんと仲良いのか？」


「別に。ガキは嫌いなんだけど」



メガネのガキを送り届けると今度は俺が質問攻めにあっていた。



「だってなんか哀ちゃん慣れてる感じじゃなかったか？」


「何がだよ」


「A兄の助手席乗るの」


「助手席乗るの慣れてるとかあるか…？
つーかお前何なわけ？あの女のガキが何かあんのか？」


「わかんないのか？哀ちゃんは、恐らくママと同じ薬で小さくなったんだよ！その証拠に年にあってないだろあの大人びた感じ！」


「へー。」


「へーって何だよ！」



…そういや明美があの組織の関係者だったってことは志保もそうなんだよな。生きてることバレたらやべぇよな…



って、俺ん家出入りして大丈夫なのか？
…あ、俺が組織に関わってること知らねぇもんな、


もし知ったらどう思うんだろうな…




.




「ただいまー！」


「…Aも一緒か」


「まぁすぐ帰るけどな…」



相変わらず小さいままの母さん。
…俺が今までやってきたことって、母さんの事裏切ってんのかな。つーか喧嘩とか言い合い以外でまともな話したのっていつが最後だったっけ…




「せっかく買ってきたんだし一緒に餃子は食べようよA兄！」


「明日は仕事か？」


「ああ。だからさっさと帰る」


「…飯は食べて行け」


「…」



母さんが言うと思わなかったから驚いた。
…が、餃子のいい匂いに誘われて渋々俺も食って行くことに。




「ちょっとボク、トイレ行ってくる」


と、真純が席を外した。




「…A、お前大丈夫なのか？」


「…何が？」


「誰とつるんでいるのか話す気はあるか？」


「…いつもそうだな」


…違う。
別に俺だって喧嘩をしたいわけじゃない。



「何だ？」


「そうやって何でもお見通しのような発言。俺はそういうのが腹立つんだよ」


「A…」


「そのくせに俺の事何も知らねえだろ」


「何も知らないだと？なら反対に聞こう。私が何も分かっていないと思うか？」


「だからそういうのがうぜぇんだよ！」




「ちょっとどうしたの？！A兄？ママ？」

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