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「もしかして3枚のうちの2枚は贋物だったと…?」


「その通り!本物は数千万円は下らないと言っておったわい!

"本物と贋物の違いを依頼してきた本人達も交えて解説するから見に来んか?"とな!」


「なるほどそういう事なら…私もその鑑定士の家にお供させてもらってもよろしいでしょうか?
ぜひこの目で拝見したいです!」


と、何故かそんな事を言う兄貴。


「あ、ああ…構わんが…」


「君達はどうするんですか?」


「ボクはパスかなー…骨董品なんて興味無いし…」


「え?」


「だからお留守番しといてあげるよ!その女の子と一緒に!君もお盆なんて興味無いだろ?」


そう志保に言い寄る真純。


「わ、私も博士と一緒に行くもん!古いお盆だーい好きだし!」


「じゃあボクも行こっかなー!だって数千万円のお盆だろ?急に興味出て来ちゃったよ!」


…ハハ、こいつら、



「君はどうするんです?」


行くよな?という兄貴からの圧。



「…行く、けど…」


「では6人揃って行くというのはどうでしょうか?」


「そ、そうじゃのォ…」




「そういう事でヨロシクな哀ちゃん!」


「おい、真純。人様の家の前でうろちょろしてんじゃねえよ」


「A兄こそ何でここにいるんだよ?」


「俺は、ガキに呼ばれたんだよ
…家の前に"不審人物"がいるから助けてくれってな」


「え?それボクの事?」


「お前以外に誰がいんだ」



俺が真純と話してる間、ガキは兄貴と話してた。




「ねぇちょっと…何で世良まで誘ったの?」


「スマンなボウヤ…あのまま門の所で不審な行動をさせ続けるのは忍びなかったんでね…
(それに妹には少々聞いておきたいこともあったしな…)」




「阿笠さん、その鑑定士の家って車2台停められますかね?」


「大丈夫だったと思うのォ、」



「んじゃボクは哀ちゃんと阿笠博士の車に乗るよ!」


と言う真純。



「私はAさんの車!」


「えーじゃあやっぱりボクもA兄の車に乗ろーっと」


…こりゃ面倒だな。



「はぁ、真純、お前はうるせーから迷惑かけると悪いから俺のに乗れ。ガキ共は好きな方に

…で、昴さんはどっちに乗ります?」

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青魔道士 - 面白いです!! 哀ちゃんと夢主くんにめちゃキュンキュンします!! 黒鉄の魚影を見てからこんな小説を探してました!!これからも無理のないように更新頑張って下さいいつまでも待ちます!! (10月17日 7時) (レス) id: 9d0898b86e (このIDを非表示/違反報告)
山さん - ひぇぇぇぇ…………続きが気になり杉田玄白……無理のない程度に更新頑張ってください!!まってまァァァス!! (2022年5月23日 6時) (レス) @page46 id: 3ec1933ec5 (このIDを非表示/違反報告)
ふー(プロフ) - nanoka(*´∀`)さん» きゃぁぁありがとうございます!更新遅くて申し訳ないです🙇‍♀️ (2022年3月27日 20時) (レス) id: 91236cccab (このIDを非表示/違反報告)
ふー(プロフ) - やまはさん» ありがとうございます!!更新遅めですがこれからもよろしくお願いします🙇‍♀️ (2022年3月27日 20時) (レス) id: 91236cccab (このIDを非表示/違反報告)
nanoka(*´∀`)(プロフ) - んにゃーー、好きです〜。何度も読みに来てしまいます! (2022年3月21日 5時) (レス) @page30 id: c5cc39e3a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふー | 作成日時:2021年9月9日 0時

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