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100-骨董盆は隠せない- ページ1

「年代物の小皿で大儲け?」


「おいおい…前にペルシャ絨毯で痛い目に遭ったの忘れたのかよ?」


「ああ!だから今回はちゃんと鑑定士に頼んでな…その結果が出たからこれから取りに行くんじゃよ」


…何で俺がここにいるかって言うと、



数日前に…

"今週の土曜日またA君の家に行きたいんだけどいいかな?"

と、明美の妹から連絡が来たのだ。
組織の事を考えると会わない方が良いとも思ったが特に監視もつけられていないので大丈夫だと結論を出し、迎えに来た。

が、表に不審者(真純)がいるので裏口からこっそり来て欲しいとの事だった。車は近くのパーキングに停めてきた。



確かに表にはヘルメットを被り、中を覗こうとしてる怪しい人物(俺の妹)がいた。


そして阿笠邸には何故か眼鏡のガキもいた。




「そんな皿どこで手に入れたんだよ?」


「ホレ、前に君らも連れてったじゃろ?阿笠栗介というワシの伯父の別荘に…」


「ああ、星や太陽や月の暗号が隠されてたあの別荘か…」


「哀くんがここに来る前の話じゃったの…」


「ええ、子供達に聞いたわよ…最初は…」




…ところでいつ俺の家に行くんだろう。
なんか阿笠さん達と出掛ける雰囲気じゃん。




「で?何でオレを呼んだんだよ?」


「あの子を何とかして欲しいから来てもらったのよ!」


「あの子?」


「ホラ、今も門の影からこっちをうかがってる…世良真純っていうボクっ娘よ!」


「じゃあオレをわざわざ裏口から入らせたのは…」


「ええ、玄関から入らせるとあの子も一緒に入ってきそうだったから…

で?何なのよあの子?あの子がこの家を覗いてる理由…知ってるんでしょ?」


「家って言うか…多分、オメーだな」


…ごめんな俺の妹が。



「阿笠さん、トイレお借りしてもいいですか?」


「あっちじゃよ」



なんか志保とガキが言い合ってるみたいなので俺はトイレへ逃げた。



トイレを済ませて出た時、呼び鈴が繰り返し鳴らされていた。



…真純か?


「ま、まさか痺れを切らして直接訪ねて来たのか?!」


「何とか追っ払いなさいよ!!」


そう言われているガキ。



「ていうかAさんが追っ払ってよ!妹でしょ」


と、俺に振ってきたガキ。



「え…?妹?!」


その言葉に驚く志保。


「まぁそうなんだけど…」


そしてかなり焦った志保が俺の方へ歩み寄ってきた。

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青魔道士 - 面白いです!! 哀ちゃんと夢主くんにめちゃキュンキュンします!! 黒鉄の魚影を見てからこんな小説を探してました!!これからも無理のないように更新頑張って下さいいつまでも待ちます!! (10月17日 7時) (レス) id: 9d0898b86e (このIDを非表示/違反報告)
山さん - ひぇぇぇぇ…………続きが気になり杉田玄白……無理のない程度に更新頑張ってください!!まってまァァァス!! (2022年5月23日 6時) (レス) @page46 id: 3ec1933ec5 (このIDを非表示/違反報告)
ふー(プロフ) - nanoka(*´∀`)さん» きゃぁぁありがとうございます!更新遅くて申し訳ないです🙇‍♀️ (2022年3月27日 20時) (レス) id: 91236cccab (このIDを非表示/違反報告)
ふー(プロフ) - やまはさん» ありがとうございます!!更新遅めですがこれからもよろしくお願いします🙇‍♀️ (2022年3月27日 20時) (レス) id: 91236cccab (このIDを非表示/違反報告)
nanoka(*´∀`)(プロフ) - んにゃーー、好きです〜。何度も読みに来てしまいます! (2022年3月21日 5時) (レス) @page30 id: c5cc39e3a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふー | 作成日時:2021年9月9日 0時

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