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それからしばらくして、二軍の最終戦が行われた。
この試合で二軍から2名が一軍に昇格して、夏の予選のメンバー20名が決められる。
そう…大勢いる部員のなかのたった20人しかベンチには入れないのだ。
その二軍の相手は、、
黒土館高校
西東京の結構強いとこ。
勝敗よりは内容が求められる試合になるだろう。
A「クリス先輩はやっぱり試合には出ないんだよな…」
御幸「…どうだろうな」
一軍は皆、ウェイトをしている。
「「代われ!代われ!代われ!代われ!」」
A「ねぇ一也?これは新しい応援か何か?」
御幸「こりゃ新しい応援するもんだなぁ」
外から凄まじい野次が…。
A「先発沢村だろ?」
御幸「あぁ」
これはきっと沢村への野次だろう。。
「おい、今二軍の試合にクリスが出場してるぞ!」
「「!!」」
一也はダッシュで出て行ったので俺もすぐに後を追った。
丹波「なに?」
伊佐敷「まじか!つーかあいつ肩大丈夫なのか?」
倉持「ヒャハハ!あの人が復活したらお前のレギュラーの座も危ないんじゃ…あれ?御幸は?」
降谷「あの人ならもう出て行きましたよ、誰よりも早く。1番に…瓜生さんもすぐ行きました」
.
本当にクリス先輩が出場していた。
するとクリス先輩は3塁ランナーに牽制球をいれ、スリーアウトチェンジ。
「おー!ノーアウト満塁をたった3球で潰しやがったぞあのキャッチャー!」
A「さすがクリス先輩((ニヤッ」
御幸「はははっ、やっぱりあんたはこうでなきゃな、クリス先輩」
.
その頃ウェイトをしていた室内では、
亮介「あれ?宮ちゃん試合観にいかないの?」
宮内が1人残ってウェイトをしていた。
宮内「二軍の試合に興味なし。」
亮介「キャッチャーとしてはこれ以上ライバル増えて欲しくないもんね」
宮内「人の心を勝手に読むな」
亮介「後から急激に追いかけてくる影…」
宮内「ん?」
亮介「あれは本当、怖いから」
小湊亮介が言うのはきっと彼のことだろう…
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ふー(プロフ) - るいさん» ありがとうございます!更新がんばります!! (2018年3月20日 23時) (レス) id: 2a0b016e78 (このIDを非表示/違反報告)
るい - 面白かったです!更新楽しみにしています(*^ω^*) (2018年3月19日 11時) (レス) id: 2be1c3688d (このIDを非表示/違反報告)
ふー(プロフ) - ZINさん» ありがとうございます!更新頑張ります。 (2018年3月14日 15時) (レス) id: 2a0b016e78 (このIDを非表示/違反報告)
ZIN - 更新楽しみにしてます (2018年3月13日 6時) (レス) id: af655f0d36 (このIDを非表示/違反報告)
ふー(プロフ) - 摩可さん» ありがとうございます!これからも更新していくのでよろしくお願いします! (2018年2月23日 22時) (レス) id: 2a0b016e78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふー | 作成日時:2018年1月10日 22時