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しかし、俺も笑っていられるのはここまでだった。
片岡「そしてどさくさに紛れそこに並んでいる大馬鹿者」
御幸・A「「うっ」」
片岡「お前らもだ。
A、お前は戻ってきて挨拶もなしにそこに並んでいるのか」
A「うっ、おっしゃる通りです…」
片岡「朝練が終わったら監督室に来い」
到着する時間が全て裏目に…っ
.
A「もう1本早いので帰ってくるべきだった…」
御幸「何で3時で帰ってくるので来たんだよ」
A「最後にピッチングみて貰いたかったからさ。その人の時間に合わせたんだよ」
御幸「誰に見てもらったんだ?」
A「元メジャーリーガーのピッチングコーチ」
御幸「すげぇ人に見てもらったんだな」
A「まぁねw」
御幸「午後は投げ込みか?」
A「多分な」
倉持「ヒャハハ、沢村なみにピンチじゃねえかお前?」
A「確かに。3時で帰ってきたからすぐ挨拶行けなかったんだよなぁ
ま、とりあえず走るぞ」
ということで朝練が終わるまで走ってた。
.
それから朝食を食べる前には監督室へ行った。
倉持と一也と増子さんも謝るためにきた。
あの1年は連れてきてない。
え、だって倉持がいいって言うから。
まず、遅刻したことを謝罪して、3人は出ていき、俺と監督と礼ちゃん3人になった。
A「長らく休ませていただき申し訳ありませんでした。」
.
左肘が痛み出したのは中3の冬くらいだった。
それまで野球肘や野球肩とは無縁だった俺は正直焦った。
去年の春の関東大会つまり入学して約1ヶ月、完全に投げられなくなった。右肘は大丈夫なものの、左肘を動かすだけで痛みが尋常じゃないので途中降板。
診断は左肘が離断性骨軟骨炎だった、いわゆる野球肘。父親の紹介でアメリカにその手術の名医がいると聞いて飛びついた。
.
それから細かい説明とかいろいろして、
片岡「投球制限はなしなんだな?」
A「はい。何試合でもフルイニングいけます」
片岡「調子に乗るな」
A「すいません。」
高島「とにかく良くなってよかったわ」
片岡「それと大事な話だが、いくら良くなったとはいえ、いきなり一軍には行かせられん。」
A「はい」
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ふー(プロフ) - るいさん» ありがとうございます!更新がんばります!! (2018年3月20日 23時) (レス) id: 2a0b016e78 (このIDを非表示/違反報告)
るい - 面白かったです!更新楽しみにしています(*^ω^*) (2018年3月19日 11時) (レス) id: 2be1c3688d (このIDを非表示/違反報告)
ふー(プロフ) - ZINさん» ありがとうございます!更新頑張ります。 (2018年3月14日 15時) (レス) id: 2a0b016e78 (このIDを非表示/違反報告)
ZIN - 更新楽しみにしてます (2018年3月13日 6時) (レス) id: af655f0d36 (このIDを非表示/違反報告)
ふー(プロフ) - 摩可さん» ありがとうございます!これからも更新していくのでよろしくお願いします! (2018年2月23日 22時) (レス) id: 2a0b016e78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふー | 作成日時:2018年1月10日 22時