お兄ちゃんはあげません。【降谷零】

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コナンside




博士に少し相談があり、灰原やAちゃんより一足先に博士の家へ来ていた俺。




「あ、博士。ところでさ探偵バッチもう1つ作ってくれねぇか？Aちゃんにも持っていてもらいたいんだ」




「Aちゃんていうのは、この前新一のクラスに転校してきた女の子か？」





「あぁ。いろいろ心配なところがあって、どうせ俺らと仲良いから探偵団にでもいれて、その発信機つきの探偵バッチ持っていてもらいたい」





「構わんが、心配って何じゃ？無鉄砲なところとかがあったりするのか？」





「いや、そういうわけじゃねぇけど。俺も赤井さんも心配してんだよ」







公安警察ゼロの妹なんてな。
それに、"バーボン"の妹だし。







「ただいま…工藤くん、どうしているの？」





「あ、いや少し博士と話があって(苦笑」





「ふーん。」





「あ、じゃあ俺ちょっと俺ん家に行ってくるな！」







赤井さんとAちゃんについて相談。
赤井さんは灰原の方守ってるわけだし、Aちゃんは今のところは俺だけど、今後が大変だよなって話。



安室さんならその辺何か考えがあるのだろうか？









「どうした坊や？」




「赤井さん！Aちゃんについて話があるんだ」








そして中へ入った。








「Aちゃんだけど、」




「その件だが、あまりこちらが下手に動いてしまうと降谷くんの顔が立たんだろう。

公安警察という事はそもそも世間には知られていないわけだ。バーボンの妹である方に目をつけた方がいいが、」





「うん、僕もそのつもり。それで…」







prrrrr…prrrrr…




電話が鳴った。

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