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「じゃあ今日はいつもお世話になってるお母さんかお父さんにお手紙を書きましょう」
国語の時間、小林先生がそう言うので、皆楽しそうにお手紙を書き始めた。
哀ちゃんは少し悲しそうに、静かに書いていた。
コナンくんは面倒くさそうな顔をして手が止まっていた。
「歩美はお母さんに書くよ!」
「僕もお母さんに書きます」
「俺は父ちゃん!」
…みんな、楽しそう。
Aは、こういう時間が苦手。
「あれー、Aちゃん全然書いてないじゃないの。コナンくんも」
小林先生が一人一人見て回っている。
「せんせ、知り合いのお兄ちゃんに書いてもいい?」
何故かコナンくんがAを見てた。
「え、知り合いのお兄ちゃん?うーん、、お母さんかお父さんには書けないかな?」
困った顔の小林先生。
「せんせ、Aにはお母さんもお父さんもいないよ」
そしたら小林先生は少し焦った顔をして、知り合いのお兄ちゃんでいいよ、って言った。
「安室さんに書くの?(コソッ」
「うん…お兄ちゃんには、内緒だよ?」
「わかった」
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ふー(プロフ) - 桜桃さん» ご覧くださってありがとうございました!これからもよろしくお願いします!! (2019年6月21日 0時) (レス) id: 64d176cfc7 (このIDを非表示/違反報告)
ふー(プロフ) - 黒猫さん» ありがとうございました!! (2019年6月21日 0時) (レス) id: 64d176cfc7 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃 - 妹ちゃんいちいちカワイイ(*´ω`* 完結は淋しいですが、新しい物語が出来たら、読ませていただきます。 (2019年6月19日 18時) (レス) id: 100c264cb2 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - 完結した!!面白かったです!! (2019年6月19日 15時) (レス) id: 91bd264ad6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふー | 作成日時:2019年6月14日 18時