親友の彼女に惚れた厄介話【名探偵コナン】

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「あの…もしかして松田くんと…？」




テーブルの向こう側にいる女の子の中の1人が聞いた。





「陣平は私の彼氏ですよ」



ニッコリ営業スマイルをかますA。




「「えぇぇぇぇっ？！」」



「あ、今の内密にお願いしますね」




「お前いい加減離れろっ//」




照れた陣平ちゃんがAから逃れると、Aは更に不機嫌に。あ、ちなみに今日ずっと不機嫌だからねあのコ。


多分気づいてるの俺だけ。
演技力高いから普通は気付かないよ。



機嫌悪い時はよく見るとこめかみがピクピクしてるんだよ。その割に表情とか声色とか普通だから、さすがとしか言いようがない。






「ねぇ萩原くん聞いてる〜？」



「もち聞いてるよー」





陣平のやつ…泣かせたら俺の方がボコボコにするぞ




ちなみに陣平ちゃんは1人で不貞腐れていて、反対にAは諸伏と降谷の間に座って話していた。(主に諸伏と)
班長はというと、食べるのに必死みたい。






「諸伏君て面白いね降谷君」



「うん、ヒロは面白いよ」



「それでAちゃんて…あ、早坂さんて…ご、ごめん//」



「ふふっ、いいよ？名前で呼んで。私も景光君と零君て呼ぶね！」



「ほ、本当？！//」





さすが自分で呼んで欲しいって頼んだだけあるね、意外と話してるじゃん。



…ま、名前呼びは戴けないけど。

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