親友の彼女に惚れた厄介話【名探偵コナン】

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「なぁ、聞いていい？」





「なーに？」






「アイツのどこがいいの？」






「んー…何でだっけ」






「ん？」






「物心ついた時から好きだったからなぁ…
好きになった最初の理由とかは全くわからないけど…




なーんか、



どこまでも着いていきたくなっちゃうんだよね…」






「ふーん…」







「でもね…これは大分後の理由だけどさ、陣平が告白してくれた時にね…







私、お父さんとお母さんのことずっと引きずっててさ…





早く忘れようって必死だったの








だけどね、陣平が…」










"忘れることねぇだろ



お前が忘れたら親父も母ちゃんも本当に死んじまうぜ"











「そう言ってくれて…」









一生着いていくって決めたんだ、そう言って微笑む。










「悪ぃ、遅れた」





「遅いよ陣平〜」





「謝っただろ」





「んじゃ、遅れたお詫びに今日は陣平ちゃんの奢りだな」




「いいね！それなら許そう」




「お前らなぁ」

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