親友の彼女に惚れた厄介話【名探偵コナン】

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「どこ行くの陣平ちゃん？」



突然立ち上がった陣平ちゃんに皆が注目した。




「あ？便所」




明らかに超不機嫌だな。





「…あ、電話来たからちょっと出てくるね、待ってて零君」



「ああ…」




続いて部屋を出て行ったA。




そんじゃ俺は見物して来ますか。






「ごめん俺も親から電話きたから出てくるねん。すぐ戻るから」







2人の後を追うと…





「待ってよ陣平！…陣平が悪いんだからね」




丁度Aが陣平ちゃんを呼び止めたところだった。






「あ？何で俺のせいになるんだよ」




そう。俺の親友は彼女の前だと最低男に成り下がるのだ。





「大体、デート断って合コンなんて行くから悪いんでしょ！どう考えても陣平の方が悪いのに零君にボディタッチしただ…」



ダンッ！！




陣平ちゃんがAの横の壁を蹴った。
おいおい流石にそれは…






「誰だって？」




「れ…降谷君」




「そいつに何したって？」




「肩…触ったけど」




「何で？」




「痛めたって言うから…痛いのかなって…」




ガンッ！！




今度はAの顔の横の壁を殴る。






「痛いって言われたら触んのかテメェは！」





そして俺の親友は彼女のボディタッチに過剰に反応する。
昔から他の男がAに触れるだけで殴りかかっていた。

俺の場合は、殴られるまではいかないけど…
さっき部屋で腕引っ張られた時も実は超睨まれてた。

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