私のペットのいのおさん。

snow　9 ページ9

〜同居生活一日目〜


これからの事、家事の分担のこと、家賃の事。






相談しなきゃいけないことを今三人で、話し合ってる。






まずその前に慧くんの説明をしよう。






伊野尾慧、26歳。職業フリーター。大学も卒業してて、頭はいいみたい。






そして、一番の疑問。なんで雪の中に倒れていたのか。






慧くんは元々親戚の家に住まわせてもらってたみたいなんだけど、







そこでの生活に嫌気が指して何にも持たずに家を飛び出してきたみたい。







親戚の家に住まわせてもらってたってことと、飛び出してきたって、私達と一緒だね！！ってことで、意気投合。








特にお兄ちゃんとは、本当の兄弟みたい(笑)







で、話し合い！！







A 「ねぇ、慧くんってさ、料理できる？」








慧 「う〜ん……食事は少しだけならできるよ！お菓子なら、ものすごく得意！」








おぉ！男の人でお菓子得意って凄くない！？









大貴 「お菓子！？ねぇ、作り置きしといてくんない！？」







A 「おい。そしたら有岡家特有のわがままボディが凄いことになるよ？」







お兄ちゃんは一回もんのすごく太ってたことがある。







本当に豚みたいだった(笑)







まぁ私も人の事いえないんだけど。お兄ちゃんのプラス7キロはあったかな……








身長そんなに高くないのに……………








大貴 「あの時みたいになるからやめよう。」








A 「思い出してくれたんならそれでよし。」








慧 「あの頃って？」








あそっか。慧くんはお兄ちゃんの黒歴史を知らないんだ(笑)







A 「慧くん、あとでお兄ちゃんの黒歴史写真、見せてあげる！！」







大貴 「だ、だめっ！！！！ぜーーーーったいだめ！！！！」







よほど見せられたくないのね(笑)必死に止めてる。








でも、見せてやる(笑)






慧 「あとでAの部屋いきまーす。」






大貴 「やめてくれ〜〜〜〜(泣)」






お兄ちゃんは昔の黒歴史を思い出したのにも関わらず、、、






大貴 「……………………………………でも俺、慧のお菓子食べたい！！二週間に一回作って！！」







A 「それなら、馬鹿みたいに太らないかもね。いい？慧くん？」







慧 「二週間に一回だったらいいよ！」






太らないように頑張ろう………

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