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あの後、離れないとメシ抜きと脅したお陰で、なんとかくっつくのをやめてくれた。
二人で向かい合って久しぶりに食事をして、後片付けを俺がしている間、いのちゃんはお風呂に入ってもらって、いのちゃんがお風呂から上がると同時に入れ替わりで俺も入った。
お風呂から上がって、リビングに戻るといのちゃんの姿はなくて
なんだ、てっきりイチャつくもんだと思ってたのに。
ちょっとガッカリしたが、忙しいいのちゃんに無理はさせられない。
俺も早く寝ようと思って、寝室へ向かった。
「はぁ!?!?」
膨らんだ布団を捲った瞬間、目に入ってきたのは、制服に身を包んだいのちゃんだった。
それも女の子の制服で。
狼狽えている俺の腕を引っ張って、ベッドに引きずり込んだいのちゃんは、ぐるっと足を巻き付けてきて、そのまま俺の身体の上に乗った。
あまりにも一瞬のことに驚いていると
「へへっ、似合う?」
首を傾げてあざとく笑ういのちゃんに
「…に、似合っているけど。」
なんで急に…と答えると、
「映画で女装したんだけど、その映像観て光がヤキモチ妬いたんじゃないかな〜って思ったから」
光には、撮影でしたこと以上のことしてやろっかな〜なんてね。
と笑うから
「じゃあ、今日はいのちゃんにたくさん頑張ってもらっちゃおうかな。」
制服の隙間から手を差し込むと
「…っ、ほどほどにしてよ」
って、言うから
「それはいのちゃん次第」
と囁いて、上に乗っているいのちゃんを抱き寄せた。
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菜々香(プロフ) - いのピカるさん» ありがとうございます!記憶の中にお互いを好きだった想いが残っているのが最高だと思い書いちゃいました笑可愛いと言っていただけて嬉しいです!またエピソードが出たらありひか書きたいなぁと思っています(^^)! (2017年1月29日 15時) (レス) id: 492b689a6e (このIDを非表示/違反報告)
いのピカる(プロフ) - ありひかやばかったです!!いたジャンの続きがほんとにこんなんだったらいいなぁぁぁぁ!笑笑ありひかかわいいですね。また書いて欲しいです!ヽ(*´∀`)ノ (2017年1月29日 6時) (レス) id: 0f193f218f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:菜々香 | 作成日時:2017年1月29日 1時