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コスチュームに着替えたけど…
なんでかっちゃん怒ってるの…？
ちなみに私のコスチュームは、動きやすさ重視・スリットの入ったミニスカチャイナ風ドレス。
水の個性のイメージから色は透き通った水色！
足がもろに露出されててちょっと恥ずかしいけど…
かわいいでしょ？
？「やっぱあの子チョースタイルよくね？！」
？「ヒーロー科最高。」
爆豪「うるっせぇ！そこの奴らぶっ殺すぞ！！」
黄色の髪の人と紫色のもぎもぎをつけた人に怒鳴り散らすかっちゃん。
A「かっちゃん…なんで急に怒ってるの？」
爆豪「これに関してはお前が悪いんだよ」
A「？はっきり言ってくんなきゃわかんな、」
爆豪「…Aの体を見んのは俺だけでいい、って話だ」
A「…え、それってどういう」
爆豪「うるせぇ！早く行くぞ」
あっぶない。
危うく勘違いするところだった
かっちゃんが私に過保護なのは
両親が死んだ日、私がかっちゃんに泣きついたから、
かっちゃんはほんとは優しいから、
私の隣にいるしかないんだ。
それ以外に理由なんてない、
ないのに。
かっちゃんが恋愛的な意味で私を好きなんじゃないかと、
そう期待してしまう。
今でもあの日の光景が頭をよぎって
過呼吸を起こすことがある。
そんな時優しく抱きしめてそばにいてくれるかっちゃんに
ひどく安堵してしまうの。
利用するような真似なんてダメなのに、
私は『過去』を使ってかっちゃんを縛り付けてる。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿それはまるで呪いのように。
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作者名：n484r | 作成日時：2023年12月9日 20時
