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切島side
爆豪「だぁからここはこの公式を使うって言ってんだろ！殺すぞクソが！！」
爆豪との勉強会！宣言通り教え殺されてるところだ。
切島「爆豪やっぱ水咲がいないとすげぇ荒れるよな…」
爆豪「うるせぇ！！」
切島「あん時は漢だ！って思ったけどそんな荒れんならよぉ…」
爆豪「……Aは」
爆豪「…Aは今まで妬まれることも多くて、まともにダチなんかできたことなかった」
切島「…おう」
爆豪はいつになく真剣な表情で話し続ける。
爆豪「あいつらには……、一応感謝はしてんだよ」
(爆豪、やっぱりオメーは！)
切島「バクゴー！やっぱおめぇ漢だな！！」
爆豪「…ったりめえだろ」
それと水咲、やっぱおめぇ愛されてんな…！
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芦戸「だー！疲れた！」
上鳴「だなーちょっと休憩しようぜ」
八百万「それなら良いお茶がありましてよ！」
ヤオモモの淹れてくれたお茶とみんなの持ち寄ったお菓子で休憩をする。
芦戸「やっぱ休憩にすることといえばさー！」
恋バナでしょ！って目をキラキラさせて言う三奈ちゃん。
心なしか視線は主に私に向いているような…？
耳郎「なんでもそこに繋げたいだけでしょ…」
上鳴「まあまあ！面白いし！！」
瀬呂「恋バナといえば…」
そこでみんなの視線が一斉に私の方に向いた。
A「…え、私？」
芦戸「なんでバクゴーのこと好きになったのか教えて！」
尾白「俺もそれちょっと気になるかも」
A「えーっとぉ…」
目をキラキラ輝かせるみんなからは逃れられない…っ！
A「私、実は小さい時に両親を敵に殺されてるの。
それで泣いてた私にかっちゃんが……
"お前は俺の隣にいろ"って。
その時のかっちゃんの瞳があんまりにも真っ直ぐでね
それからはずっとかっちゃんが私の生きる意味なの。
………あれ、なんか語っちゃった！恥ずかし、って」
芦戸「うぅーAーーー！」
上鳴「泣かせる話じゃねぇかよぉ！」
耳郎(ギュッ……)
A「えぇ！泣いてる？！」
尾白「今まで水咲がなんで爆豪のこと好きなのか謎だったけど…」
瀬呂「爆豪、かっけーじゃんかよ！！」
八百万「えぇ、とてもかっこいいですわ！」
A「えへへ……」
誰かにこんな話するなんて初めてだし恥ずかしい…！
そこに唐突な三奈ちゃんの鋭い質問。
芦戸「ねぇ！告白しないの？！」
A「えぇ？！」
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作者名：n484r | 作成日時：2023年12月9日 20時
