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爆豪side
大爆発が起きて煙が立ち上る
周りの様子がよくわからねぇ。
ミッドナイト「＿＿＿＿＿水咲さん、場外！
爆豪くん、決勝進出！！」
煙が退いて、視界が少し晴れる。
Aは場外に吹き飛ばされ、壁にもたれかかっていた
爆豪「ッA！！」
傷だらけで気絶したAがリカバリーガールのもとへ運ばれていく。
爆豪「…お前の分も、ぜってぇ勝つ」
もうAは"好きな女"ってだけじゃねェ
＿＿＿＿＿＿＿強ェ"
・
・
・
？「おーい、水咲、表彰式だぞ〜」
A「んん……」
薄ら目を開けるとツンツンした頭が見えた
A「かっちゃん…？抱っこして」
いつもならすぐに抱き上げてくれるはずのかっちゃんは、ピタッと止まって動かない。
少し起き上がって首に腕を絡める。
ようやくはっきりしてきた私の視界いっぱいに
ツンツンした………赤い…髪の毛？
切島「っ水咲、
キス寸前、みたいな距離感で数秒間停止した。
A「うわあ！！！？切島くん！？」
切島「あ、えっと！もうすぐ表彰式始まっからさ！
保健室で寝てるって聞いて呼びに来たんだ」
A「ごごごご、ごめん！！！」
切島「オオ、オウ！！！」
急接近した距離感に、ぎこちない空気のまま表彰式へと向かった。
・
・
・
A「…ナニアレ。」
切島「起きてからずっと暴れてんだと。
しっかしまー……締まんねー1位だな」
1位の表彰台の上にいるかっちゃんは
…………拘束されていた。
3位の私も表彰台に上がる。
オールマイト「私がメダルを持って来た！！」
オールマイト「水咲少女おめでとう！」
A「ありがとうございます！」
オールマイト「ただ！個性だけで戦おうとするのは君の悪い癖だな！もっとフィジカル面を強化していこう。」
A「はい！」
2位の表彰台に立っていたのは轟くんだった。
"精算しなきゃならないモノがまだある"
そう言った轟くんの顔つきは以前と全然違っていた。
オールマイト「さて爆豪少年！伏線回収見事だったな！」
こんな1番意味がない、と目をビキビキと吊り上げて怒るかっちゃんにオールマイトが無理やり金メダルをかける。
オールマイトのお疲れ様でした！の掛け声で体育祭は幕を閉じた。(…Puls ultraじゃないんだね)
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作者名：n484r | 作成日時：2023年12月9日 20時
