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A「あの〜、かっちゃん？？？」
なぜに私は姫抱きで運ばれているのでしょう？！
A「ちょっと着地に失敗して顔けがしただけだし全然平気だし、歩けるから！！降ろして？！」
爆豪「…」
なんで無言なの、怒ってんの！
まじで誰か来て…(切実)
ｶﾞﾗｯ
姫抱き状態でかっちゃんが保健室のドアを開ける
そこには絶望的な状況
＿＿＿＿＿誰もいない、
まじか？かっちゃんめっちゃ怒ってんのに！？
今は2人にして欲しくなかった…
A「？！」
ベットに乱暴に投げられた
A「ちょっとかっちゃん！仮にも私は怪我人で、」
ガシッと腕を押さえつけられて身動きが取れないし
かっちゃんは俯いていて表情が見えない
(…怖い)
A「かっちゃん、離してっ！」
急に腕を押さえつける力が弱まって
かっちゃんは私の肩に顔をうずめた
ｽﾞﾋﾞｯ
…鼻を…すする音、？
A「かっちゃん…泣いて、るの？」
爆豪「うるせぇ、泣いてねえわ、」
そう否定するかっちゃんの声は少しくぐもっていて鼻声だった
私は彼の頭を優しく撫で続ける
爆豪「……不安だった、Aがいなくなっちまったらって」
顔を上げてかっちゃんは私を見つめた
その赤い瞳は不安気に揺れていた
爆豪「無茶すンなよ…自分のことを軽視すんな
俺にとっちゃ誰よりもお前が大事で、
誰よりもお前に生きていて欲しいんだよ…ｯ」
A「うん…ごめん、かっちゃん。」
かっちゃんは倒れた時にできた私の頬のキズに指を沿わせた
爆豪「…A」
だんだんと迫ってくる彼の唇
私は目を閉じて＿＿＿＿＿＿
ｶﾞﾗｯ
A組「Aちゃん／水咲、大丈夫？？！！」
A「えっ……」
しばらく見つめ合っての膠着状態。
A組「お取り込み中すんませんっしたー！！！」
爆豪「クソ野郎がよぉぉお！！！」
爆発音と、走り回る(かっちゃんに一方的に追いかけられる)皆の姿。
A「ははっ、みんなやめてってば！！」
緊張が解けて思わず笑う
切島「オメーはそうやって笑ってんのが似合うよ」
くしゃくしゃっと私の頭を撫で切島くんも笑った
リカバリーガール「こら！アンタたち静かになさい、ここは保健室だよ！」
天国のお母さん、お父さん。
私
＿＿＿＿＿過去の
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作者名：n484r | 作成日時：2023年12月9日 20時
