Last Love4 ー最終章ー

Last Love〜日常 ページ36

「はやと〜！！！行く準備できた？」


「ママ、待って〜！！パパが起きないよ！」








急いで、お弁当を袋に詰めて、寝室まで行く









そこにはパパが寝てて、隼がその上に跨ってる









「もう！パパ！起きて！！今日、取材でしょ？」








そう私が声をかけても









「ん〜...、」









そう言いながら、私の腰に腕を回す









「そんな暇ないから！！隼もパパも遅刻しちゃ...んっ」









急に腕を引っ張られてキスされた









「あ〜！！！！僕のママ！！！！！」









そう言って、隼はパパの腕を叩く









「ちょ、な、ごめんってば」









嬉しそうにそう言いながら、隼をばっと抱きしめてる









この二人は相変わらず仲がいい









「ふふ、ほら。いってきます、して？」


「パパ！いってきます！」


「おう。言ってらっしゃい」









私たちはとても幸せです。









AAAを離れてから、もうすでに4年が経ち、









我が家には小さい小さい家族が増え、









「幼稚園いってくるね〜！！！」









そう言って、私の手を握るのは









3歳ですでにお兄ちゃんっぽくなった、可愛い可愛い息子です。

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