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その56 ページ9







無言になる私を不安に思ったのか「どうした」と私の顔を覗いた。
















「…眠くないよ。」





私がそういうと、「じゃあゲームでもするか」と立ち上がる。







その立ち上がった降 谷の袖をぎゅっと掴む。




驚く降 谷を見上げた。









「そ、そうじゃない。」






「え?」











袖を掴んでも気が付かないらしい。







早く気付いて欲しいのに。




早く触って欲しいのに。













「…だから……。」






「なに?」












「…っだから!私に触らないのかって言ってるの!」






大声で叫ぶと、降 谷はポカンとした顔になる。




恥ずかしい言葉で顔が熱くなるけど、ちゃんと伝えなきゃと息を吸った。












「…ふ、降 谷が家に帰ってから続きするって言ったんじゃん……!」











降 谷は真顔になって私の左手を引っ張った。




強く引っ張られて静止の声を掛けるが、寝室に連れて行かれる。






そのままベッドへ投げ出され、彼は私の顔の横に手をついて私を組 み引いた。










降 谷のその真剣な表情に心臓が握られたように苦しくなる。





その目を見つめていると彼は口を開いた。












「…お前が疲れているかと思って我慢していたが無駄だったみたいだな。」







彼は流れるように私の部屋着を脱がせて下 着一枚にする。




それを眺めるようにみた後、ペロリと上唇を色 っぽく舐めた。





その仕草にドキ ドキしてしまって顔が熱くなってきた。












「…さっきお前が煽った言葉。忘れるなよ?」










R×2

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美玲 - 面白いです!続き楽しみにしています! (2023年3月4日 19時) (レス) @page12 id: 9bc9fcf77d (このIDを非表示/違反報告)
なでぃあ - とても好きで読んでるんですけど、続きが気になりすぎます!お願いです!更新してください!! (2023年1月6日 21時) (レス) @page12 id: b7c646722c (このIDを非表示/違反報告)
心路 - たくさんお話が見たいです! (2022年12月11日 19時) (レス) @page12 id: a7da08970e (このIDを非表示/違反報告)
- 何回も読んでしまうほどお気に入りです!更新して欲しいです‼ (2022年10月18日 17時) (レス) @page12 id: fd925561bb (このIDを非表示/違反報告)
るるんぴ - 凄く好きです!!続きよかったら書いて欲しいです!!🙏 (2022年8月30日 9時) (レス) @page12 id: 5497c634d4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:海獅子 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年5月13日 18時

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