【ハイキュー!!】猫耳付けた小さな子供を拾って,チョコを上げたらイケメンに……っては！？パート３【HQ!!】

１０２匹目 ページ21

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A「人間の心は全て醜い化け物の塊だなんて思うのは,


あんたが,醜い心を持ってるからじゃないの」





私がそう言うと,「口答えを…！！」と悔しがりながら殴られる



ツーと口から血が垂れる


それを拭かずにしゃべる






A「人を信じてもらうには,人を信じることが必要だ


人に優しくしてもらうには,人に優しくすることが必要だ


人に好きになってもらうには,人を好きになることが必要だ



あんたは,それをしていない


だから,何も見えずただ醜いだのほざくだけ




無条件になんでもできるなんて考えないでよ






あと,あんたさ。


私が永遠とかずっとって言えるのは,私の周りにいる皆のおかげだよ」





増田「……はぁ？」






A「小さいころから,ノヤやにろややっくんが優しくしてくれて。


ずっと守ってくれてた,貴大や一静や矢巾や影山がいて。



今じゃ,私が必要って言ってくれる,


蛍,鉄朗,光太郎,研磨,徹,一,京治,英,遊児がいる。





私は,皆がいてくれたから,今の私がいるの



元々,永遠とか言ってたわけじゃない


皆といて,永遠に続いてほしいって思えたの







だから,私は１人じゃないの」








私は笑ってそう言うと,増田が下唇をかんでいた




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増田「最後の最後まで俺をイラつかせてくれるよね…！！


死 ねよ！！！！」




増田は,胸に忍ばせていたナイフをとり,振り上げた





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言いたいことは言えた


言ったことにも後悔なんてない



私は,ギュッと目をつぶった






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ガシッ



花巻「…ッは…セーフ」


松川「ッはぁ…ギリギリな」





A「！！」




目を開けると,２人がナイフを振り上げた手を掴んで,増田の首に別のナイフを突き立てていた


増田は目を見開き,「なんで…！」と焦っていた






花巻「俺達,黒豹の獣人だし」



松川「なめてもらっちゃ困るんだけど」




２人は,怪しく目を光らせ,ニュッと耳と尻尾を出した


黒くて熊みたいに丸い小さな耳に,猫のように長く黒い尻尾






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