ep.37 ページ38
リアとお昼を食べようと空き教室でお弁当を広げた時に事件は起きた。
ナラ「……私があんたに会いに来た理由分かるよね？」
『……ナラさん』
突然私達の前に現れたかと思うとものすごく冷たい目で私を見下ろしてくる
リアは状況が把握できてないのか「誰？」と呟いてナラさんを凝視していた
ただ、リアもただならぬ雰囲気を感じ取ったのか私の腕をギュッと掴んで守るように寄り添ってくれる
ナラ「この前みたいに“仲良く”話したいことがあるんだけど、、付き合ってくれるかしら」
リア「誰か知らないけど急にやってきてうちのAをあんた呼びするとか非常識じゃないの」
『リア…大丈夫だから』
でも、と抗議しようとするリアの腕を優しくほどく。
リアまで巻き込むわけには行かない…
それに今回ばかりは私だってナラさんと向き合わなきゃいけないから。
リアが不安そうに私を見るけど「すぐ戻ってくるから」と言い残してナラさんについていく
・
以前ナラさんに初めて呼び出されたゴミ捨て場
この前と同じ場所で、、ナラさんは私に向かって腕を組みながら睨みつけるようにして立っている
ナラ「あんたのせいで彼氏にも誤解されて別れるとか言われるし、ジェミンにもバレて、、めちゃくちゃなんだけど」
『彼氏がいるのにジェミン君に近付いたんでしょ。
最低なのは、、あなたの方じゃないの』
ナラ「はぁ？元はと言えばあんたがあの時余計なこと話さなければこんなことにならなかったのに、、っ！」
拳をわなわなと震わせものすごい形相で私を見るこの人は、本当にナラさんなのかと疑うくらい迫力がすごい
ナラ「ジェミンも大切な人ができたとか言って私のこと振るし意味が分かんない……あんたさえいなければ今頃私はずっとジェミンのそばにだっていれたのに……全部めちゃくちゃよ…
あんたのせいで、、！」
『、、っ、！？』
ドンッ！っと私の身体を強く押してくるナラさん
その反動で後ろの壁に強く身体を打ち付けてしまった
ナラ「消えてよ。ジェミンの前から消えて」
『……絶対に嫌』
ナラ「そういうとこがイライラするって言ってんのよ……っ、！」
『ジェミン君のことは……もう誰にも譲らないって決めたの』
真っ直ぐにナラさんを睨みつけるようにしてそう告げる
ナラさんの表情が怒りに歪んだ瞬間、
JM「ナラ……！」
ジェミン君の声がした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1310人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Saya子(プロフ) - きょんさん» うわああ嬉しいコメントをありがとうございます(´；ω；｀)!! マクナナ私も大好きなのでどうしても出したかったのです…励みにこれからも更新頑張りますッ！ (2022年2月28日 22時) (
レス) id: 65ba7b1398 (このIDを非表示/違反報告)
きょん(プロフ) - 続き気になりすぎます…マクとナナ最強ですね (2022年2月28日 0時) (レス) @page22 id: 6d9e8baccd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Sayan
| 作成日時：2022年2月20日 1時
