ep.36 ページ37
「ナラと話したよ」、そんな電話が来たのはマクオッパの告白を断って数日後のことだった。
ウユのいる場所でジェミン君からナラさんのことについて聞いたけど、、
どうやら意外と苦戦してるみたいでジェミン君は酷く項垂れている。
JM「ナラが彼氏とは別れたとか言い出して…だから俺のことも諦めないって」
『ナラさん別れたの…？』
JM「本当かどうかは分からない。また嘘ついてる可能性もあるし、、でもどっちだったとしても俺にはAちゃんがいるから関係ないよ」
ジェミン君の言葉は嬉しいけど……
ナラさんはまだジェミン君のこと諦めてなくて、ナラさんのことだからまた上手いことジェミン君のこと丸め込んじゃったら、、
そんなことを思うと私は気が気ではなくなってしまった
JM「Aちゃん、ぎゅー」
『うわっ！』
いきなりジェミン君が私に抱きついてこれでもかと力を入れてくる
JM「ナナを信じてね〜」
『ジェミン君…ふふっ』
ナナちゃんモードのジェミン君にうりうりされて少しだけど心が軽くなった
ジェミン君はいつも私が不安そうにしてるとこうやって抱き締めてくれて「大丈夫だよ」って言ってくれる。
今の私にはそれがどれだけありがたいことなのか、ジェミン君は分かってないかもね
JM「…マクヒョンどうだった？」
遠慮がちに私を見つめてそう聞いてくるジェミン君。
オッパにちゃんと返事をしたことはジェミン君にも伝えてある
『うーん、、意外と普通だったよ。
もしかしたら、無理して明るく接してくれてるだけかもしれないけど』
昨日のオッパと一緒の講義は前みたいに隣同士で受けたし、
ジェミン君は、「本当は気に入らないけどAちゃんが他の男の隣に座るよりはマシ」だと言って許可してくれた
マクオッパは多少そわそわして無理して話をつなげてくれてる雰囲気はあったけど…
それでも“先輩後輩であり友達”と言う垣根を超えることはしてこなかった
きっとそれも、、オッパの優しさなんだろうなぁ
JM「Aちゃんとマクヒョンのことが解決したんだから、、俺も早くナラのこと何とかしなきゃ」
『本当は明日にでもって思ってるくらい気持ちはモヤモヤしたままだけど……
焦らなくていいから、ちゃんとジェミン君が私のとこに帰ってきてくれたらそれでいい』
JM「Aちゃん…そんな可愛いこと言ってると食べちゃうよ」
___恥ずかしさで暫くジェミン君の胸に顔をうずめていた
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Saya子(プロフ) - きょんさん» うわああ嬉しいコメントをありがとうございます(´；ω；｀)!! マクナナ私も大好きなのでどうしても出したかったのです…励みにこれからも更新頑張りますッ！ (2022年2月28日 22時) (
レス) id: 65ba7b1398 (このIDを非表示/違反報告)
きょん(プロフ) - 続き気になりすぎます…マクとナナ最強ですね (2022年2月28日 0時) (レス) @page22 id: 6d9e8baccd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sayan
| 作成日時：2022年2月20日 1時
