ep.21 ページ22
✽Jaemin Side✽
MK「A、今度の授業で発表があるみたいでさ。それで疲れてるんじゃないのかな」
「なにそれ発表って」
MK「え？いやなんか今週だからその原稿書くのに大変だって、、さっき言ってたけど」
そんなの俺は知らなかった。
Aちゃんはあまり自分のことを話さなくて、いつも俺が話すのを聞いたり「今日はどうだった？」と俺の話を聞いてきたり……
疲れた顔も微塵も見せたことなかったし、あまりAちゃんの日常を俺は知らなすぎたのかもしれない。
「・・・」
MK「…ジェミナあのさ、」
マクヒョンが俺とAちゃんを交互に見ながら言いにくそうに口を開いた。
MK「ジェミンとAは友達なんだろ？」
「、、、は？」
MK「Aちゃんがジェミンとは仲の良い友達だって言ってたけど違うの？」
友達、、
Aちゃんがマクヒョンにそう言ったの？
マクヒョンの顔は至って真面目だし冗談を言ってるようには見えない。
確かにまだ正式に付き合ってるわけでもなく、彼氏でも彼女でもない。
でも、、なぜかマクヒョンにそうやって言ったことがすごく胸に刺さって苦しかった…
MK「ジェミンにこんなこと言うのもどうかと思うんだけど」
“俺Aが好き”
頭の中でマクヒョンが言った言葉が何度も何度も再生された
言いながら照れて笑うマクヒョン
MK「ジェミンはAと仲良いし協力してくれない？」
マクヒョンの瞳は真剣そのもので、
Aちゃんを見つめるその瞳は俺とまったく同じ気持ちが現れていた。
マクヒョンは、、
俺の大切な友達であり、先輩であり、、兄だ。
とっても優しくて純粋な心を持っているマクヒョンの恋愛なら喜んで応援する
……でもその相手がAちゃんなら話は別
「ヒョン……ごめんけどそれはできない」
MK「…なんで？」
「俺もAちゃんが好きだから」
少しだけマクヒョンの顔が寂しく写った。
「Aちゃんが友達だって言ってたとしても、、俺はそんな風に思ってない」
MK「じゃあ俺のこと応援してくれないんだな」
「マクヒョンのことも大好きだけど、Aちゃんのことはいくらヒョンでも譲れないよ」
マクヒョンは「そっか…」と呟いて悲しそうに笑う。
MK「取り敢えずジェミンに伝えれて良かったよ」
Aによろしく、俺の肩をポンッと叩いて教室を去るマクヒョンの背中がやけに小さく見えた
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Saya子(プロフ) - きょんさん» うわああ嬉しいコメントをありがとうございます(´；ω；｀)!! マクナナ私も大好きなのでどうしても出したかったのです…励みにこれからも更新頑張りますッ！ (2022年2月28日 22時) (
レス) id: 65ba7b1398 (このIDを非表示/違反報告)
きょん(プロフ) - 続き気になりすぎます…マクとナナ最強ですね (2022年2月28日 0時) (レス) @page22 id: 6d9e8baccd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sayan
| 作成日時：2022年2月20日 1時
