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どきどきするのは恋だけでいい ページ31
橙
ずーっと楽しみにしてた泊まりロケ。
淳太くんに何回も薬の確認をされてもううんざりやけど、今回のために体調管理は頑張った方。
常飲薬以外を使うことがないのを願いつつ、家の前に止まったバンに乗り込んだ。
ある駅でみんなと合流して、ロケが始まる。けど、流星が遅刻で少し押した。
黄「ということで、今回は電車で北陸まで行って蟹を食べると。そして朝しかやっていない店を探して食べる」
赤「いややぁ、何時起きやねん」
文句垂れ小僧は放置して、電車に乗ってん。
でも、座ってひと段落、おしゃべりも終わった頃に気づいた。
これはちょっとやばいかもしらん。
いつもよくある頻脈じゃない。発作の前兆だったりするのかもしれない。
淳太くんにいうべきか、やけど淳太くんは寝る体制に入っている。
気づいた時には、薬を鞄の中から探すほどの余裕はなかった。
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作者名：みんときん | 作成日時：2022年11月29日 9時
