自分の居場所 ページ22
橙
ある日、ともくんから話しかけてきた。
緑「せんせ、お話ししてもええ？」
改まってこんなこと言われるのは初めてで。
ええよ、って向かいの椅子に座らせた。
緑「教室、行きたないねん」
始まりは、そんな一言。
緑「僕がおってもみんなからは邪魔やねん。教室おると息がおかしくなりそう」
彼は虐められているのだろうか。担任でもないからにはわからないから、これは職員会議で持ちかける必要があるな。
必要なんやったら、保健室登校で支援することもできる。なるべく教室に行って欲しいけど、無理していくのはあかんし。
.
それから3日くらい。5年2組から内線がとんできたのは。
『男児1名が過呼吸です。お願いします』
そうかかってきた電話に少し焦りを感じる。
こう言う時ほど予想はうまいことあたり、それはともくんだった。
教室に着いた頃には自力で座位を保っていられないくらいで、おんぶして保健室まで戻ってきた。
一通り呼吸が落ち着いてからパルスオキシメーターをつけるとSpO2は少し低めで心配。
呼吸を整えながら話を聞いていると、かなり全貌が見えてきた。
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佑妃奈(プロフ) - 嫌な瞬間続いてほしいです!! (2022年11月9日 14時) (
レス) id: 16d0b47c95 (このIDを非表示/違反報告)
佑妃奈(プロフ) - おともだち、続いて欲しいです!! (2022年9月29日 16時) (レス) id: f264ee5bd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんときん | 作成日時：2022年8月21日 21時
