おともだち ページ17
緑
教室にはもう戻られへん。
去年からずっと、いじめの標的やった。校門で動けなくなって、家に戻ってしまうことが続いてた。
門の近くで蹲ってたら、ある時保健室の先生が助けに来てくれた。
保健室でええから、学校きてみいひん？と言われたのが始まりで、みんなが帰った後に少しずつ保健室に行くようになった。
今日からは、もうみんなが帰った後ちゃう。みんながいる。1時間目の終わりあたりに来た僕は、無事に保健室に入ることができた。
紫「おはよう、今日もこれたん、偉いやん」
いままで学校が終わってからしか来ていなかったのに、“今日も”と言ってくれたのが嬉しかった。
紫「もう1人、保健室に来てる子おんねん。智洋より一個上なんやけど。連絡ないからもう来る頃やと思うけど、、」
そんな話をしてた時、男の子が入ってきた。
先生は彼を流星と呼んで、ベッドに通した。
紫「流星って言うんやけど、挨拶できる？今日からともだちやん！」
誰かを目の前にすると言葉が詰まる。先生の白衣を掴んで、カーテンの中に入って行った。
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佑妃奈(プロフ) - 嫌な瞬間続いてほしいです!! (2022年11月9日 14時) (
レス) id: 16d0b47c95 (このIDを非表示/違反報告)
佑妃奈(プロフ) - おともだち、続いて欲しいです!! (2022年9月29日 16時) (レス) id: f264ee5bd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんときん | 作成日時：2022年8月21日 21時
