どんな景色でも君がいたから意味があったよ＊4＊ (ページ10)

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濱田side ページ10

望「濱ちゃん家やー！！濱ちゃん家ー！！」

流「ここ来るまでほぼ寝ててんけどさ！起きたら田舎過ぎてここどこや思たわ！」

望と流星が家に入るなりわーわー言ってくる。

今日は二人が演技の練習したいってことで僕の家に来た。

でも家に入ってはしゃぎながらうろうろと物色する二人見て、ほんまに練習しに来たんか！？って疑った。

望「なぁなぁ、これなに？」

いつの間にか台所に入り込んだ望はぬか漬け眺めて不思議そう。

「いや、ぬか漬けやん。漬物やん」

え？ぬか漬け知らんとかないよな？この子大丈夫よな？

流「なぁ、濱ちゃーん！馬ってどこおるん？おる言うてたやん」

玄関から外を眺めてる流星が大声で。

・・・

はぁ！？

流星の発言に叫びそうになった。

「うちに馬なんかおらへんわ！誰に聞いたんや！」

流「え？照史君」

「それ俺のことやろが！」

え？これって誰につっこんでるん？自分？

流星はしばらく頭に？を浮かべて、でも急に笑い出した。

流「なるほどな～！あー、濱ちゃんのことかぁ～！」

ほんま、照史は何を言ってくれてんねん！！

望も爆笑してるし。

ていうか、ほんま二人は何しに来てん！？