今日:6 hit、昨日:1 hit、合計:30,352 hit
小|中|大
小瀧side ページ44
8月31日。
夏休みは今日で終わり。
真夏にはじまった僕らの舞台も、今日で最終日を迎える。
共働きの両親も、今日は絶対に行くから!って無理言って仕事を休んでくれた。
神ちゃんの両親も、しげの両親も、流星の両親も、濱ちゃんとこも、照史君とこも、淳太君とこも、
みんな来るみたい。
1階席の後ろの列、ほぼ僕らの親で埋まるんちゃうか?ってみんなで笑った。
稽古を始めてから4カ月で、他のジュニアの子たちともかなり仲良くなったし、関西ジュニア全員の広い楽屋にも慣れた。
ご飯は毎回おいしかったし、舞台が終わってからのスタッフさん手づくりのおにぎりはめっちゃおいしかった。
舞台終わった後に、先生に怒られることも、もうなくなるんやな。
4か月、ほぼ毎日のようにあった稽古も、
メンバーとは演技のことばかり話す毎日も、
大変だったけど、辛いこともあったけど、
本当に楽しかった。
最終日、全部出し切ろう。
なんも考えんと、
みんなと舞台を楽しもう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
32人がお気に入り
32人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「病系」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みかん | 作成日時:2019年1月30日 0時