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濱田side ページ31
紫耀「重岡君！セリフあわせてください！」
重「りゅうせいまわしながらやったるー！」
・・・なにをやってるんや、あいつは。
小学生の流星おんぶしたり抱っこしたり振り回したり、
もうしたい放題のしげを見て、苦笑い。
でもあながち流星も嫌じゃなさそうやねんな。(笑)
紫耀「セリフー！」
紫耀なんかそんなしげの後走ってついて行ってる。
俺らの弟やったしげも、いつの間にかお兄ちゃんになったんやな。
ちょっと前まで、僕らがしげや望に何かを教えて、しげや望は僕らに甘えてくる存在やったのに。
今でもそうやけど、
でもちょっぴり、大人になったんやな。
少し寂しさを感じてたら、
大切な弟がやきもち焼いてるなんて照史に耳打ちされた。
なんやて！？
ハッと、照史の視線の先を見ると、
うわ〜・・目、合っちゃったよ。
お兄ちゃんになりきれてへん子が、おったわ。
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作者名：みかん | 作成日時：2019年1月30日 0時
